カルナック神殿の地図
そう言えば、ごはんの時にミネラルウォーターを頼んだら、一度だけツタンカーメン印が出てきました。
この日はゆっくり7:00起床、9:00にカルナック神殿へ出発。
途中にあったモスク。
バスの中から撮影。
カルナック神殿の駐車場には、すでに結構な数の観光バスが。
セキュリティーの入り口。
どうせ飾りみたいなもんだけど・・・
遺跡までは公園みたいになっていて、すごく広いです。
ナイル川の向こう岸には、ハトシェプスト女王葬祭殿が見えます。
拡大画像。
葬祭殿からのカルナック神殿はぼや〜っと見えたけど、町中じゃないからか、こちらの方が少しはっきり見える。
ここも遺跡まで遠い・・・
ここでチケットを切ってもらいます。
右側のこれは遺跡?
お墓?
スフィンクス参道が見えてきました。
ピラミッドのスフィンクスは頭がライオンだったけど、ここのスフィンクスは羊です。
スフィンクスは全部で1200体以上だったかな?たくさんあるそうです。
このスフィンクス参道はルクソール神殿まで続いていたそうで、2011年春に復元されて公開の予定・・・だけど、そこはアバウトな国エジプト、予定は未定、とモッちゃんは言ってました。
あたまがない・・・
あっても状態が悪いので、何の動物かよくわからない。
このあたりは羊と分かる。
神殿に向かって左の列の、奥から2番目の像が一番状態がいいらしいです。
多分、足下の像が・・・ということだと思う。
前に像がついているのが分かります。
ピンボケになってしまった・・・
側面にはヒエログリフ。
第一塔門をくぐります。
カルナック神殿はいろいろな王様が増築を繰り返した神殿ですが、一人の王様が一つの塔門を作ったので、塔門の数で増築の回数を知ることが出来るそうです。
第一塔門は未完成の状態。
裏には作った当時の工事用の斜路が残ってます。
この辺が未完成の部分?
レリーフも彫られてないです。
左のセティ2世神殿へ。(1)
壁のレリーフ。
カルトーシュはたぶん「セティ2世」
捧げ物と、王様が神様に捧げているのは何だったかなぁ・・・パイプかな。
この神様はアメン神だったかなぁ?
捧げ物は、パピルス、ザクロ、丸いのはパンだったと思う。
奥のくぼみは、多分何かが供えられていたのか、像が飾られていたのか、用途は不明だそうです。
ヒエログリフが刻まれています。
上部には色が残っている部分があります。
第一中庭に戻りました。
向こうの日陰にいっぱい人が避難している姿が・・・(^^;)
第一中庭の羊のスフィンクス群。
後ろの列柱の上部は、閉花式(つぼんでいる花を模している)になっています。
下の第2塔門前の列柱は上部が開いた開花式列柱。
もともと日が当たっている場所に建っていた列柱は開花式(日が当たるので花が開く)で、日陰になるところの列柱は、閉花式(日が当たらないからつぼみのまま)なんだそうです。
第2塔門。
大きいです。
唯一上部まで残っている列柱。(3)
開花式の上部は、パピルスのレリーフ。
折れてしまった列柱。(2)
第2等門を背に、第1塔門を眺める。
同じく、振り返って右側の列柱。
第2塔門手前のピネジェムの巨像。
元はラムセス2世の像なんですが、おへそのあたりにあるベルトのカルトゥーシュを、後世の神官ピネジェムが自分の名前に書き換え、足下の像も自分の妻の名前に書き換えて自分の像としてしまったんだそうです。
でも、別の部分にラムセス2世のカルトゥーシュが残っていて、像の横取りがバレてしまったらしい。

手を胸のところで交差しているポーズはミイラのポーズで、死後の世界を顕しているんだそうです。

足下の像。
向かい側にもラムセス2世の像があります。
ヒゲが口みたいに見えて、変な顔っぽく見えちゃう。
第2塔門から大列柱室方面の眺め。
第2等門を入ってすぐのところに、ナイル川が反乱した時の水位を記録した跡が残っています。
薄い青い文字と横線がそうです。
よく見えないんですが、アラビア文字で書かれていて、確か比較的最近(といっても18世紀とかその辺だった気がする)付けられたものだそう。
振り返ってみたところ。
列柱と第1塔門。
大列柱室へ。
遠くにトトメス1世のオベリスクが見えます。
ところで・・・
考古学博物館で出されたモッちゃんの宿題「何故レリーフには2種類の彫られ方があるのか?」
ですが、レリーフには浮き出たタイプ(左)と、周りの輪郭線に沿って彫り込みが入っているタイプ(右)があります。
日が当たらない場所、つまり屋根があるところのレリーフは浮き出たタイプ、屋根のない陽が当たる場所にあるレリーフは、陰影がはっきり分かるように彫り込んであるタイプなんだそうです。今現在屋根がなくても、レリーフを見れば屋根があったかどうかがわかるというわけ。

この大列柱室はどっちのタイプのレリーフもありますが、屋根があったことが分かってます。
こういう場合は、明かり取りの窓があって、陽が差し込んでいた証拠です。
上部に格子状の窓がありますが、明かり取りの窓の下は日が当たらないので、閉花式、明かり取りの隣は日が当たるので開花式の列柱。

第2塔門の裏側のレリーフ。
ここの辺りのレリーフは、セティ1世が作ったらしいです。
レリーフ拡大。
列柱の上にかかっている梁?の部分には、まだ色が残っているレリーフがあります。
ピンク色は、今まで見てきた遺跡では使われていなかったそうで、サンゴを使っているそうです。
列柱の間に見えるハトシェプスト女王のオベリスク。
モッちゃん推薦の撮影ポイント。(4)
2本同時に撮影できる場所だそうです。
柱のレリーフの拡大。
どういうわけか、カルナック神殿のレリーフは、丸い部分だけ彫りがものすごく深い。
レリーフというより、穴を開けてボールを埋め込んだように見える。
柱の数が多いので、どの方向を見ても同じような眺め。
真ん中にある通り?方面。
通りを横切って反対側へ移動。
こちらはトトメス1世のオベリスク。
陽の当たっているところが、真ん中の通路だったと思う・・・
ここにも色つきレリーフ。
通路の右側の列柱。
何処見ても似たような感じ・・・
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