カルナック神殿の地図
大列柱室の側面の壁に到着。
第2塔門の方を見る。
増築をしているので、つなぎ目があるんです。(5)
画面の左側の壁のレリーフは、ラムセス2世が作ったそうです。
太陽の船?を担いでいるホルス神なんでしょうか?(6)
担いでいるホルスの左右に人数がたくさん重なって描かれていますが、これは「たくさん存在している」状態を表すのと、「移動している様子」をアニメーションのように表しているんじゃないか、とモッちゃんは言ってました。
小さいところまで細かくレリーフが刻まれてます。
後方はアヌビス神が担いでます。
第3塔門寄りのレリーフ。
長い帽子は多分アメン神。
アメン神に捧げ物をしている、ラムセス2世(たぶん)。(7)
周りの木は、貴重な香木というわけではなく、日本の感覚で言うと「花といえば桜なので、桜を描いてみました」という感じで枝をしょっているそうです。
上部のレリーフ。
中心の通路方面へ。
列柱の間にある像。
真ん中の通路から眺めるオベリスク。
右手前がトトメス1世、左奥がハトシェプスト女王のオベリスク。
トトメス1世は、ハトシェプストのお父さんだそうです。
トトメス1世のもの。
後ろに大列柱が見えます。
ハトシェプスト女王のオベリスク。
現在あるオベリスクの中で最大の高さだそうです。
右下にレンガが積まれていますが、後にトトメス3世がこのオベリスクを隠すために作った塀だとう言うことです。
ハトシェプスト女王はトトメス3世の後見人でしたが、自分が女王となったためトトメス3世は義母のハトシェプストのことを憎んでいました。(トトメス3世はトトメス1世の側室の子だったそうです)
トトメス3世は女王のオベリスクを壊してしまいたかったんでしょうが、神聖なオベリスクに傷を付けたり壊したりする訳にもいかず、覆いをして見えなくしたらしい。
覆いがあったせいで日が当たらなかったので、上部から1/3位のところまでの色が変わっています。
ハトシェプスト女王のオベリスクの反対側。
オベリスク付近から、大列柱室を振り返える。
至聖所方面へ。
第6塔門。
2本の柱の内側には、ロータスとパピルスのレリーフ。
奥は至聖所の入り口。
この先は通り抜け出来ないので、右に曲がって先に進みます。
アメン神の像。
門の手前を左に曲がる。
左側の、至聖所の壁のレリーフ。
オペト祭りのレリーフらしいです。(8)
彩色された部分が残ってます。
肌の部分だけ、塗られてます。
色合いがきれいですねぇ…
こっちは、青い色が残ってます。
至聖所の脇を抜けて、中王国時代の神殿跡の広場へ。
手前の真ん中にあるものが神殿跡で、奥の建物はトトメス3世祝祭殿。
ここも広いです。
トトメス3世祝祭殿の中へ。
祭殿の中からオベリスク・至聖所を臨む。
祝祭殿には屋根が残っていて、中には彩色された列柱があります。
天井にも色彩が。
石の天井って、不思議。
祝祭殿に向かって左側の外に、3体が並んでいる像があります。
えーと、確かキリスト教の影響でだったか、3体並べて建てられた、と説明されたような気が…
なんか、十字架みたいになってますけど。
トトメス3世の祝祭殿を抜け、つきあたりを左へ。
階段を上がります。
この列柱の周りは「動物園」と呼ばれていて、トトメス3世が遠征の手みやげに持ち帰った動植物のレリーフが刻まれています。
階段を下りて右側にも、植物や動物のレリーフがあります。

彫りが薄いので、なぞってみました…

丸いのは多分ザクロ。
パピルスとペリカン?トキ?みたいな鳥も。

←こちらはザクロ、小麦のような穂、あとはなんだかよくわからないなぁ。

牛。
いろいろな種類の鳥。
列柱の奥の遺跡。
祝祭殿の中へ戻ります。
トトメス3世の祝祭殿の向こうに至聖所が見えます。
入ってきた時は真ん中からでしたが、神殿の端(聖なる池側)から外へ。
レリーフの刻まれた柱がゴロゴロしてます。
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