アスワン・ハイ・ダム。
ダムの上に見学するところが作られています。
コンパクトカメラなら問題ないですが、望遠のカメラを持っていると注意されます。
ナセル湖側に軍事基地があり、望遠カメラで撮影した写真を専門家が見れば、どこを攻撃すればいいのかがわかってしまうからだそうです。
これはバスから撮った写真。Uターンして橋の上に駐車しました。
下流方面。
記念塔だそうです。
遠くにあるので霞んでいますが、真っ白な大きい塔です。
ダムの説明版。2つあって、表裏に書かれてます。
上が下流方面、下がナセル湖方面です。
向こう側を見るために道路を渡る。
ナセル湖側。
遠くに見えるのは、移築されたカラブシャ神殿。

手前の船は何の船だろう?

ナイル川には昔ワニが住んでいましたが、ダムを造るときに細かい網を張って、ナイル川に出られないようにしてしまったので、現在ナイル川にはワニはいません。
なので、この橋の下には、ワニがうじゃうじゃいるはず。
でも、クルーズ船のスタッフ?は「ナイルにワニいるよ」と言ったらしいけど。

アスワン・ハイ・ダムは、アスワン・ダムでは十分な効果(貯水量とナイルの氾濫を防ぐ?)を得られなかったために作られたダム。今まで洪水と共に下流に流されていた肥沃な土が、ワニよけ網のせいで流れなくなってしまったため、弊害も多いらしい。

飛び込みのまねで写真を撮ってる観光客。
滞在時間は約10分でした。
窓から見える風景は、ずっとこんな感じ。
場所を移して、アスワンの砂を採取。
ガラスの小さい粒みたいです。
風紋がきれいでした。
空の青と、砂の白と、道路の藍色のコントラストがすごく奇麗でした。
観光バス。
変電所?
砂と岩山の合間に、時々人工物が現れる。
坂を下ると、アスワン・ダム(旧ダム)が見えてきた。
ダムの橋を渡る。
反対側は、ヌビア人の村。
ヌビア人は素朴で、エジプト人とは全く違う素朴な暮らしをしているんだそうです。
電気も水道もなく、夏は家の中は涼しく、冬は暖かい。炊いて余ったご飯は籠みたいなものに入れて窓側に吊るして保存するんですって。

現在のスーダンを「上ヌビア」と呼び、エジプトは「下ヌビア」。
「ヌビア」は「ネッヴヌ」と発音するそうで、「ネッヴ」とは「金」と言う意味だそうですが、金が産出されるわけではありません。
ヌビアは暑い土地なので、ヌンバイ(ヌビア人)は力仕事をしないため太っている人が多く、エジプト人の事は嫌いらしい。ヌビア語は文字を持たない言語だそう。
ヌンバイの結婚式は10日位続き、アラビアン・ナイトのような感じで行われる、とモッちゃんが説明してくれました。

右側に見えたのは、多分イシス(フィラエ)神殿。

この奥の入り江が、フィラエ島への船着き場でした。
町中はカイロにあるようなマンションもありました。
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