ギザのピラミッドの入り口。
遺跡見物はまずチケットを買い、入り口で飛行機に乗るときのような荷物検査がある。
しかし、暑さで機械が故障していたりすると、ゲートをくぐるだけ。
ゲートもくぐったときに「ピーッ」と音が鳴るが、そこはアバウトな国エジプトらしく、鳴るに任せてそのままスルー。
どこかの遺跡では、荷物のコンベアの向こうでお役人さんが突っ伏して寝ていた。
こんなんだったら、やるだけ無駄なのでは? と思うのだが、儀式なのかもしれない。

入り口を入ると階段が。
赤いポロシャツの方は、現地ガイドのムハンマドさん(=モハメッドさん、通称モッちゃん)です。

ラクダに乗った警備のお役人さん。
後ろがクフ王のピラミッド。
このクフ王のピラミッドだけ、中に置いた肉が腐らなかったため、貯蔵庫という説が出ているが、ピラミッドが何のために作られたのかは、未だに謎だそう。

建設当時はヒエログリフが刻まれた化粧岩で覆われていて、とてもカラフルだったらしいが、後世の王様がひっぺはがして自分の建築物(モスクとか)を作るのに使ってしまったため、このような姿になってしまった。

頂上にはキャップストーンがついていたが、それもなくなってしまったため、本来の頂上の高さを示すための鉄柱が立っています。
避雷針でありません。
←これはバスの車窓から撮った画像。

入り口。
本来の入り口は上の部分だが、封印されて開かないので、少し下にある、トルコの王様(スルタン)アル・マムーンが開けた盗掘の穴から中に入る。

入り口まで上るのも大変。
中にはカメラを持っていけないので、モッちゃんと添乗員さんに預けて中へ。
結構な角度で上っていくので、大変。ペンライトなどで足下を照らした方が上りやすい。大回廊は思ったほどは高くなかったけど、奥の王の玄室の左の穴は、外まで延びている(が、途中で塞がれている)ので少し外気を感じました。
通路にはライトがありますが、王の玄室には明かりがないので、懐中電灯orペンライトがないと真っ暗です。入り口付近はカビ臭いですが、玄室はあまり臭いはなかったです。
涼しいですが湿気がすごく、団扇が重宝します。
王妃の間には入れませんでした。

ピラミッドの中に入った後は、ピラミッドが並んで写真が撮れるビュースポットへバスで移動。
こちらはストーンキャップの残っている、カフラー王のピラミッド。

ラクダに乗りました!
モッちゃんの口利きで、一人25LE。
1LE(エジプトポンド)が20円くらいなので、500円くらい。

乗るのに1ドル、降りるのに50ドル、などとボられる代名詞のようなラクダですが、リーズナブルに乗れて、結構遠くまで行ってくれました。

乗り降りするのにすごく傾くんですが、うまくゆっくり膝を折ってくれたので、大丈夫でした。
お尻が痛くなることもなく、結構乗り心地は良かったです。

エジプトのラクダは、全てヒトコブラクダなので、お土産でフタコブラクダのグッズを買ってはいけません。

触るとあったかくて、お餅みたいでした。
顔も可愛いんですが、臭いが(^^;)
あと、そこら中に落とし物があるので、よそ見して歩くと踏んずけます。

ラクダ、ロバは、観光用・運搬手段として町中でも普通にいるのですが、ラクダは臭いで近くにいることがすぐわかります。

お土産物屋さん。
日よけもがなくて、暑くないのかなぁ…
続いて、バスでスフィンクスの所まで移動し、ピラミッド・コンプレックスを見学。
右側のピラミッドの左下に、太陽の船の博物館があります。
…入らなかったけど。

左側に「光と音のショー」の座席があります。

モッちゃんおススメの撮影スポットその1。
ここから撮影してます。
モッちゃんおススメの撮影スポットその2。
丸っこい岩の上に立って撮影してます。
コンプレックスの中へ。
河岸神殿で、昔はここまでナイル川が来ていたそう。
右の台の上の人は、遺跡を修理している役人。

奥に小さな通路があり、そこからピラミッドへの参道が延びてます。

通路には扉があったことを示す穴が。
参道。
まっすぐピラミッドへとのびている。
カフラー王のピラミッド。
参道のすぐ右にスフィンクス。
右足の後ろにある四角い井戸のようなものは、最近砂をどかしたら、ピラミドへ続いている通路が発見されたそう。
内部には星などカラフルな壁画に彩られていたらしい。
しかし、その通路の幅は、縦横20cmしかなく、当然人は入ることはできないため、どうやって作成されたのかは謎である。
ちなみに調査はロボットを入れたそうです。
前足の間にある、夢の碑。
現在は首が落ちてくるかもしれない、ということで、この位置からしか見ることができない。
鼻は壊され、あごひげは持ってかれ…
その昔はカラフルに彩られていたらしいです。
確か12時くらいだったと思います。
まぁ、前橋より3度高いくらい、と思えば大丈夫。たぶん。

このあと、パピルス屋さんへ案内されました。

ランチ。
ここには映ってませんが、アエーシ(エジプトのピタパンみたいなパン)、タヒーナ(胡麻のペースト、右上の切れているお皿)も出ました。
なすをニンニク風味で炒めたものがおいしかったです。
お皿の上は左から白身魚のムニエル風、ピラフ?焼き飯?みたいなもの、以下のフライ(フリッター)です。
イカが特においしかった。
デザートは生のグァバでしたが、甘くなくて今ひとつでした。
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