王家の谷の入り口。
カメラは持っていけないので、バスに置いてきます。
王家の谷の入り口から王墓まで距離があるので、連結自動車?みたいな乗り物にのります。
山の上にちょこっと出ている突起は見張り小屋で、2000人いるそうです。
ツタンカーメン王墓の手前に、3ヶ月くらい前に当たらしい王墓が発見された、とモッちゃんが言ってました。
王墓内にはいっさい煤がついていないので、たいまつは使わずに塩の山にろうそくみたいなものを挿して明かりを取っていたらしい。(塩を使うと煤がつかないんだって)
塩がなくなってしまっため、工事がストップした、という記録も残されているそう。
盗掘を防ぐため、神官は職人を目隠しして現場へ連れて行ったそうだ。だから、王本人も自分の墓がどこにあるか知らない。盗掘をしたのはおそらく神官だろう…というのがモッちゃんの説。確かに墓をあばいて呪いを受けたのはツタンカーメンだけみたいだし…
まず最初にツタンカーメン王墓。
ほとんど貸し切り状態で見られました。
1000年以上前のものとは思えないほど鮮やかな色合いの壁画。
「ツタンカーメン」のカルトゥーシュがたくさん描かれ、ミイラはガラスケースに安置されていました。頭と足先意外は、布がかぶせられていました。
ツタンカーメンの精子から染色体異常が疑われる、というモッちゃんの説では、死因は手術の途中で亡くなってしまったのではないか、ということでした。頭部の外傷は手術であけられたもの。でも、穴はわからなかったです。
こんな狭いところに、あんな細い通路で、巨大な石棺と厨子を良く入れられたものだなぁ…
ラムセス1世王墓。
真っすぐな王墓で、一番奥の玄室には、ヒエログリフが刻まれた、大きな赤い石棺がありました。周りはきれいな壁画が描かれてました。
ラムセス9世王墓。
規模が大きめの王墓で、ところどころレリーフが未完成。本来はレリーフを刻むはずが、何かの理由で間に合わなくなってイラストだけで終わりにした、という感じでした。
一番奥は本当に掘り途中、って感じで、トンネルだけが続いていました。
一番奥の埋葬室は少し高くなった入り口から眺めるだけで、天井に描かれた昼の書と夜の書はほとんど見えませんでした。
ラムセス3世王墓。
入り口から壁画がびっしり。所々に横穴みたいなスペースがあり、魚とかワインつぼとか楽器とか、納められていたものの絵が壁にかかれているみたいでした。
モッちゃんの話だと、職人の道具のイラストや、世界最古のストライキした記録が壁に刻まれているそうですが、どこだか全然わからなかったです…
各王墓、15分〜20分くらいの見学時間でした。
見終わって8:00くらいだと思います。
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