モーニング・コールは7:00でしたが、6:00頃目が覚めました。
朝食前にデッキに上がってみると、誰もいません。

ちなみに、昨日から停泊したまま移動してません。

向こう岸に渡っていく、地元の人。
舳先の右方面。
船尾側の眺め。
船尾から眺める町並み。
クルーが掃除機をかけてます。
結局、この日はモーニングコールは鳴らず…
起きてたからいいんですけどね。

朝食。ゆで卵以外は「サニー・サイド・アップ」とか「オムレット」などと注文してその場で焼いてもらいます。
カットフルーツは普通に食べてましたが、大丈夫そうでした。
日本人はおなかが弱いので、氷はいっさい入れず、「野菜を洗った水が…」とも言われるので、その点も配慮して調理しているそうです。
日本人がおなかを壊すのは食べ物のせいではなく、超ハードなスケジュールのせいじゃないか、とモッちゃんは言っていました。ヨーローッパ人は、1日に1つのところしか行かず、移動も馬車とかラクダとか、スローな乗り物で行くことが多いらしいのですが、日本人はバスで移動、1日に2〜3のポイントを見学。
ナイルクルーズが含まれているツアーは、比較的余裕があるとはいえ、3日目はかなりハードだったので、これが連日続いたら倒れるかも…と真剣に思いました。

この日は10時頃アスワンを出航し、11時にコム・オンボに到着するまで午前中はすることがないので、ロビーでモッちゃんがエジプトについて色々説明してくれました。
エジプトの主な収入源は観光産業なので、訪れた人に「楽しかった。エジプトは良いところなのでまた来たい」とか他の人に「良かったから是非行くと良いよ」とか勧めてほしいので、楽しんでもらうために心を砕いているんだそうです。
お土産を買う時の注意点とか、そんな話もありました。

朝食後に、デッキへ。ヨーロッパ人はみんな水着でバカンスです。

向こう岸に小さいファルーカ。

部屋に戻ると毛布がスワンの形に。
オレンジと白のタオルは、プール用だそうです。一応水着持っていったけど、結局入らなかった。

窓際に洗濯ものを干してありますが、室内だと乾きませんでした。窓を少し開けて日が当たるところにおいておくと乾きました。表にぶら下げるとすぐ乾きますが、風が強くて飛びそうなのと、船体がきれいではないので洗濯物がよごれます…。
洗濯は、洗うのはともかく絞るのが一苦労。水泳用の吸水の良いセームを持っていったんですが、それでも手が痛くなりました。疲れているところに洗濯は結構つらいので、洋服は持っていった方がいい感じ。靴下と汗まみれになったパーカーと値切ったストールだけ洗濯しました。ストールの洗濯水が信じられない色になったのは前述の通りです。

トイレと洗面所。
映っていませんが、左下にトイレットペーパー用のゴミ箱があります。
エジプトのトイレットペーパーは、紙の厚さといい、真ん中の芯の太さといい、台所用のキッチンペーパーそっくりです。
トイレットペーパーを持っていきましたが、外では使うことがなさそうなので、国産のペーパーなら溶けやすくて詰まらないんじゃないかと、付け替えて使っていました。便器の上の壁についているのが、流すボタン?です。大小で流れる量に差がありました。習慣で、つい紙をトイレ内に落としてしまい、詰まらないかとヒヤヒヤしながら流しましたが、詰まることはなかったです。
クルーズの間は食事の時はいつも船に戻っていたため、外でトイレに入ることがなく、「観光地の汚いトイレ」を体験することはありませんでした。

ドライヤーは掃除機のホースみたいな感じでしたが、吹き出し口が途中で外れてしまうようになり「ま、いっか」とそのまま使っていたら、添乗員さんに「言ってもらってかまわなかったのに」と後で言われました。
ドライヤーには150Vの、日本と同じタイプのコンセントが1つ付いていましたが、充電スピードが今ひとつだったので、C型コンセントの方を使いました。変圧器がなくても220Vで充電できるそうですが、一度に多くの電流が流れるため壊れやすいんだそうです。最近買った充電器なら変圧器付きなので、C型コンセントだけでOKです。

トイレの下の画像はバス。日本人向けの船だということで、お湯は溜められるようになっていましたが、溜めることはなかったです。シャワーは取り外せます。
水辺だからなのか、夜は少し寒くて、長袖に毛布をかけて寝ていました。
歯磨きは一応ミネラルウォーターで、歯ブラシは水道水ですすぎ、持っていったエタノールで消毒してました。

3階。正面の通路の右側に泊まった船室があります。
鍵を開けるのにコツがいって、慣れるまではすごく苦労しました…。
通りかかったスタッフを捕まえて、開けてもらったりもしました。
2階がロビー、1階が食堂、3〜4階が客室です。

 

休憩スペース。
水槽には熱帯魚がいました。

天井。
最上階の扉からデッキに出られます。
扉の左右にお土産物屋さんがありましたが、トラブルがあったので買ったりしないように、と言われました。
Tシャツ、貴金属類、絵はがきなど、一通りものもは置いてありました。
お昼ごはん。
アルミホイルはポテトのチーズ焼き、奥はトマト味のマカロニ。
手前はイカの揚げ物で、ライムをかけると美味しい。
パンは大きいのはアエイシ、小さいのは香ばしい乾パン(中は空洞だったけど)で美味しかった。
スープは美味しかったけど、何のスープかわからず…
カリフラワーらしいが、全然カリフラワーの味しなかったよ。
こちらはイカの揚げ物。
フリッターの方が美味しかったです。
美味しかったパンというかクラッカーというか、乾パンというか…
窓から見えた向こう岸の風景。
何の建物かわからないけど、泳いでる人がいます。
ラマダンの乾きを紛らわすためなのか、あちこちに泳いでる人がいました。
時々、動物も見えます。
だいたい、馬かロバか牛だけど。
1階や2階の窓からだと、水面がすごく近いです。
海と違って全然揺れません。
もちろん、磯の香りもしません。
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