船に戻ったのは10:30くらい、12:30の昼食まで自由時間なので、ルクソール博物館とミイラ博物館に行くことにしました。
ちなみに、ツアーの中で出かけたのは我々だけでした。
美術館に行くには、上の車通りに上がらないとならないんですが、階段が見つからない。
近くに観光案内所があったので聞いてみると、「ちょっと待ってくれたら日本語はなせるスタッフが来る」と言われたけど、待っている時間が惜しいので「時間ない」と言うと、案内所を出て左に行き、少し行くと階段があるから上って左、と教えてもらった。

お土産物屋さんの前で「見てって」と言われたが、「美術館に行く」と言って断ると「後で寄って」。
とりあえず「インシ・アッラー」と答えとく。
教えてもらった通りに歩いていくと、階段を発見。

なんとかルクソール美術館に到着。
写真撮って後で見てみたら、レストランの看板だった。
入場料は80LE。

考古学博物館とは違い、すごく近代的な美術館でした。クーラーもきいていて涼しかった。
規模もそんなに大きくないです。
ファラオのミイラも数体展示されてました。
コインや、多分神殿の詰め物にされていた、レリーフの欠片なども。

続いて、ミイラ博物館へ徒歩で移動。10〜15分くらいですが、とにかく暑いので体力を消耗します・・・
そしてどういうわけだか、歩道がこんな状態。車道に降りないと通れないところも。

ミイラ博物館は道路の下に立てられていたため、建物で探すと見つからないかも。
これが入り口にある看板。
入場料は50LE。
偶然留められていた自転車が、なんだかおしゃれな感じ。
入り口を降りては博物館へ。
ここは広くないんですが、ミイラの作り方の説明やミイラ作りに使う道具、羊や魚のミイラ、王族ではない人のミイラも展示されてました。
王族の木棺はすぐ近くで見られるので、びっしりと描かれた彩色がじっくり眺められます。
一番すごかったのは、ミイラの頭部を縦に半分に割った展示です。
もちろん、鼻からかきだすだけで脳髄が全てキレイに取りだすことが出来る訳もなく、後頭部にザクロのように残ってました(^^;)
干からびちゃって色合いもザクロみたいな感じなので、「気持ち悪〜」ということはないんですが、めったに見られないものだと思いました。

見学後、お昼に間に合うように急いで船に戻ります。
タクシーの客引きにあったけど、大した距離ではないし交渉が大変そう・・・というわけでスルー。

ここの船の数はすごいなぁ。

それにしても暑い・・・
途中、道端のお祈りスペースで礼拝しているエジプシャンを見ました。
熱心にお祈りしている人と、その後ろで居眠りしている人・・・

昼食。
お肉はビーフです。
そして今日のデザートはアイス!
「えーまだ食べるの?」という皆さんのことばを尻目に、心ゆくまで食べました。

ホントはちょっとお腹の調子がヘン? になりつつあったんですが・・・

食事の後、貴金属類や、その他のお土産を買うときの注意点などの話がありました。
お茶うけに出た半生デーツが美味しかったです。
検疫に引っかかるので国外には持ち出せないそうです。

16:30に、貴金属のお店へ出発。

窓から見えた女の人。
街角のファーストフードのお店。
全部英語だけど、ジモティ価格みたい。
単位は多分LE。
ここが貴金属のお店。
あんまりまけてくれなかったです。
細工の細かさは関係なく、全て「重さ」で値段が決まるので、カルトゥーシュの文字はたくさん入れてもらった方が得だそうです。
お店は大きいものを勧めるけど、自分の肩幅にあったものを選んだ方が良い、必ず「18金(アラビア語で書いてある事が多い)」の刻印を確認するように、と言われました。
14金等だと、帰国後に色が変わってしまうそう。
休憩している馬車。
続いて、マクドナルドへ。
もともと予定にはなかったんですが、
私が「行きたい」と言ったからなのか、本当に他の人からも要望が出たのかはチョット謎。
掲示板などでは、みんな「マック行きたい」と書きこんでいるので、限定商品?のバスタオルを見てみたかったんです。

「買いたい」ではないところが何とも(^^;)

デリバリー用のバイク。
TシャツのサイズはXLですが、日本でのサイズより一回り大きいそうです。
それと比べてもらえば、どでかさが分かると思います。まるでタオルケットのよう。
値段は10.38$または55LEなので、900円位。

もう少し小さかったら買ったんですが・・・
大きくてかさばるのでやめました。

店内。
右上が、エジプト限定の「マック・アラビアータ」。
もうすぐご飯だし・・・と思って食べなかったけど、船のご飯は代わり映えせず普通の洋食ビュッフェだから、今思うと食べればよかったなぁ。

食べた人は「美味しかった」と言っていました。

「I'm lovin' it」は全世界共通らしい。
2階。
ルクソール神殿が見えます。
壁の絵はスフィンクスとピラミッド。
ソフトクリームとフルーリー?
ちょっとピンボケになってしまった。
バスに乗り、船へ戻ります。
閉花式列柱郡。
神殿に食い込んでいるモスク。
モスクを造ったときルクソール神殿は砂に埋もれており、後で砂をどけたら神殿が出てきたらしいです。
バスを降りてナイル沿いの道を歩くと、夕日がきれいでした。
日が沈むころ合いにデッキに上がったら・・・
靄に隠れて既に太陽は見えなくなってました。
ショック。
隣の船。
完全に日が暮れたようです。
隣の船の舳先には、お祈りするエジプシャン。
日が暮れたので、食事をとってました。
町に灯がともります。
夕食。
カップに入っているのは、メロンとリンゴだったかな?
ぶどうは皮ごと食べられて、すごく美味しいです。
マスカットとは違う味がします。
オレンジ色は、ゼリーとオレンジ。
この日は21:30から、ベリーダンスとスーフィーダンスのショーがありました。

ラマダンなので、露出の少ない衣装で踊る、と言われました。

・・・モッちゃんは「今日の踊り子さんはお腹が出ていてイマイチ」と言っていたらしいです。
こんな感じで中央に連れて行かれ、一緒に躍らされました。
腰を振るのは難しい。
でも、ちょっとうまい、と言われました。
続いて、スーフィーダンス。
手に持っている丸い桶のようなものは、7つくらいになりました。
こんな感じで10分以上ずーっと回り続けてました。

スカート?は1枚ずつ外していき、最後はガラベーヤだけで回ってました。

傘のように回しながら、近くまで来てサービス。
ちっさくなって見えなくなってます。
でも回ってるんです。
最後の1枚をかぶっているところ。
腰の周りでひらひらしているのは、ガラベーヤ。
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