頭部が落ちてしまった部分も修復せず、元のままの状態に復元されてます。 修復してしまったら「遺跡」ではなくなってしまうそうです。 年に2回、神殿の一番奥の至聖所まで朝日が差し込むように設計されて建てられましたが、移築したため差し込む日が1日ずれてしまったそうです。 (昔は2/23と10/23だったのが、現在は2/22と10/22)
神殿内にはびっしりとレリーフが刻まれ、じっくり見ると1日かかってしまいそう。 戦車に乗ったラムセス2世など、大きなダイナミックな動きのレリーフが多いですが、天井が高く薄暗いので、上の方の細部がよく見えない…。
入り口ででっかいアンクを見せてもらいましたが、それが神殿の鍵らしかったです。「バクシーシ」と言われるかと思って断ってしまった。 よく見せてもらえば良かったなぁ。
遺跡外のお土産物やさんで声をかけてくる人には注意した方がいいみたいですが、遺跡内は役人しかいないみたいなので、何か売りつけられることはないです。
入り口のレリーフ。 神様が何人か、描かれているみたいです。
遠くに見えるのが小神殿。
入り口の売店で、マンゴーアイスを買って食べました。(25LE) 「エジプトのききめ」に美味しい、と載っていたので、ぜひ食べたかったんです。 手がベタベタになりましたが美味しかった。
バスで空港へ。 コッソリ、のつもりが全員が撮影したので、かなりおおっぴらになり、怒られないかと添乗員さんはヒヤヒヤしたみたいです。
すっかり日も高くなりました。 11:00の飛行機でアスワンへ戻ります。 周りを見回して、「さっきのおじさん、いないよね?」と確認してしまいました。