日: 2011年11月22日
岩井俊二/松たか子/田辺誠一「四月物語」は明日11/23夜、CS日本映画専門チャンネルHDでハイビジョン放送–篠田昇
「四月物語」はCS日本映画専門チャンネルで明日11/23ほか放送。
(http://www.nihon-eiga.com/prog/004027_000.html)
楡野卯月(松)は、東京・武蔵野にある大学に入学するために北海道から上京してアパートで一人暮らしを始めた。ある日、卯月は行きつけの本屋のアルバイト青年に声をかけられる。その男性は、卯月の高校時代の憧れの山崎先輩(田辺)だった。しかし、この偶然こそ、卯月のひそかな”不純な動機”の成果だったのだ・・・。田舎から上京し、東京で一人暮らしを始めた女の子の周辺におこる出来事の数々が、岩井俊二ならではのディテールの集中と、音楽のメロディーにも似た独特の映像言語で語られる。松たか子の実際の家族(松本幸四郎一家)も出演。また、全編に柔らかく流れるピアノ音楽はすべて松たか子が弾いていて、サントラ「四月のピアノ」も出された。
ということで、岩井俊二 監督の「四月物語」が日専に。
放送は明日2011.11/23 19:30〜21:00 CS日本映画専門チャンネルで。
※日本映画専門チャンネルHDではハイビジョン放送。
現在予定されているリピート放送は、下記のスケジュールで。
12/10 10:00〜
12/16 25:05〜
12/29 10:30〜
脚本・監督:岩井俊二
撮影:篠田昇
出演:松たか子、田辺誠一、加藤和彦、藤井かほり、松本幸四郎、藤間紀子、市川染五郎、松本紀保
<「四月物語」予告編>
東日本大震災の直後に、岩井俊二映画祭 公式サイトでも全編無料配信が行われてたので久しぶりに観たけど、もう14年も前になるのかこれ、、、。
松たか子のPV集(岩井俊二 監督)をLDで買ってた頃だから、この間で丸1世代分メディアが進化しちゃってますな。
<松たか子「i STAND ALONE」PV>
なお、岩井俊二関連としては、下記の様な番組の放送予定が。
・DOCUMENTARY of AKB48 1ミリ先の未来(製作総指揮)
11/23 16:00〜17:00 CSファミリー劇場(再:11/27)
・DOCUMENTARY of AKB48 to be continued(製作総指揮)
11/23 19:30〜21:40 CSファミリー劇場(再:11/27)
・ハルフウェイ(プロデュース)
12/09 23:00〜24:40 CS日本映画専門チャンネル(再:12/10、21)
・朝日ニュースター presents 岩井俊二監督ドキュメンタリー「friends after 3.11」
12/11 14:46〜16:46 BSスカパー!
・レスリー・キー×松田美由紀 PHOTO SESSION(現在のところ詳細不明)
12/11 22:00〜22:30 CS LaLaTV(再:12/15、26、30)
・花とアリス
12/19 04:05〜06:35 WOWOWシネマ
・岩井俊二監督ドキュメンタリー「friends after 3.11」<スペシャルエディション>
12/30 21:00〜25:00 CS朝日ニュースター
それから、昨日11/21、日本映画専門チャンネル 公式サイトのトピックスページに、岩井俊二のコメントが掲載されていた。やがて消えてしまうと思うので転載。
【日本映画専門チャンネル×岩井俊二映画祭 『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』】企画への岩井監督コメントが届きました 2011年11月21日 更新
1・2月放送する【日本映画専門チャンネル×岩井俊二映画祭 『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』】企画へ寄せた岩井監督の熱がこもったコメントが届きました。放送は1/15(木)から毎週木曜よる11時放送。ぜひお楽しみに!
≪岩井俊二監督からのコメント≫
放射能に汚染された世界。と言ったらまるで映画のような世界と思う人は多いだろう。3.11の地震、津波、そして福島原発の水素爆発、それらの映像を観てまるで映画のようだとため息をついた人たちは多かったのではないだろうか。政府やメディアは民衆がパニックが起きるのを怖れたが、これすらも映画のようなパニックが起きては困ると考えたからではないだろうか?こんな風に映画とは我々にふりかかる様々な危機や危険を予期して描き続けて来た。我々に警告するために。だが気づいたら僕らは、こうした世界は映画でしか起こり得ないものであるかのように錯覚するようになり、映画を作る側ですら、映画を作るためにそれらの設定を利用するようになった。だから我々は3.11に現実に起きたことですら、まるで映画のようだったと口にするのだ。石巻で津波を経験した僕の知人は、あれはまるで『AKIRA』のようだったと語った。僕は改めて思い知らされた。映画とはこういう役割を担っていたのだ。古今東西の映画人たちは、人類に起る様々な危機について、人類の抱える重大な問題について、警鐘を鳴らし続けて来た。津波を体験した先人たちが、そこに神社や石碑を建てたように。その声にもう一度耳を傾けてみよう。今の僕らの現実がまた違って見えて来るに違いない。(岩井俊二)
≪速報≫【日本映画専門チャンネル×岩井俊二映画祭 『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』】1・2月放送決定! 2011年11月21日 更新
危機的状況を、映画はこれまでどのように描き、伝えてきたのか――。
映画監督・岩井俊二が独自の視点で選定した作品を、2カ月にわたり放送!
歴代の映画人たちは、現代社会の抱える問題を、様々な危機的状況を、ドラマやアニメ、CGなどを駆使しフィルムに焼き付ける事により社会に警鐘を鳴らし続けてきました。人間がかつて経験し、これからも直面するであろう危機を、現代社会に内包された様々な問題を、これまで映画はどのように描き、どのように伝えてきたのか――。
チャンネルでは、岩井俊二監督が主催するオフィシャルHP「岩井俊二映画祭」との共同企画として、岩井俊二監督が独自の視点で選定した作品2カ月にわたり放送、各作品の放送前には監督自らが書きおろした作品解説を放送。
さらに、「スタジオジブリは原発抜きの電気で映画を作りたい」と表明をしたスタジオジブリ プロデューサーである鈴木敏夫や、音楽・映画・出版・広告、更には自然エネルギー利用促進を提唱するアーティストの団体 artists’powerを創始するなど、多岐に渡る活動を行うミュージシャン・坂本龍一との対談番組もあわせて放送いたします。映画を見て、私たちは現在の世界に何を思うのだろうか・・・。どうぞご期待ください。
★チャンネル内で放送の企画プロモーション映像や作品解説も岩井監督が制作します!
≪1月放送≫
『生きものの記録』/ 『日本沈没』/『風が吹くとき』/『ヒバクシャ HIBAKUSHA 世界の終わりに』
≪2月放送≫
『原子力戦争 Lost Love』/『六ヶ所村ラプソディー』/『空飛ぶゆうれい船』/『夢』
◆当HPにも近日特設ページがOPEN!
◆「岩井俊二映画祭」はこちら
<関連>
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・録画地獄:日本映画専門チャンネル ラインナップ
・岩井俊二–日本映画専門チャンネル 特集『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』2月のラインナップが告知されていた–六ヶ所村ラプソディー/空飛ぶゆうれい船 など
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-19-2)
・岩井俊二監督ドキュメンタリー「friends after 3.11」は明日11/12夜 BSスカパー!で無料再放送
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-11-2)
・明日11/8の「INsideOUT」は「岩井俊二監督が語る震災後の絆」、BS11で
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-07)
・岩井俊二/鈴木杏/蒼井優「花とアリス」は、明日11/7早朝WOWOWシネマで再放送–篠田昇
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-06-1)
・今日10/10のNHK「ニュースウオッチ9」に岩井俊二 監督が出演する模様–「friends after 3.11」メイキング
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-10-10)
・岩井俊二–震災ドキュメンタリー「friends after 3.11」は明日10/1 BSスカパー!で
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-30-2)
・ゲームセンターCX/岩井俊二3.11ドキュメントなど、BSスカパー!のニュースリリースが出ていた–「スカパー! の楽しさを、もっとみんなに。」
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-21-2)
ビクトル・エリセ「ミツバチのささやき」は明日11/23昼 NHK BSプレミアムで–「エル・スール」も
BSシネマ「ミツバチのささやき」は、NHK BSプレミアムで明日11/23放送。
(http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/calendar.html#d20111123_1)
スペイン内戦後の小さな村を舞台に、精霊の存在を信じた一人の少女の目に映る現実と空想のはざまを神秘的に描く。6歳のアナは、姉イザベルから、映画で見た「フランケンシュタイン」は精霊で、村外れの廃屋に隠れて住んでいると聞く。アナは、学校帰りに、その廃屋で大きな足跡を見つけて以来、たびたび訪れるように。そこで一人の傷ついた兵士に出会うが、彼は突然亡くなり、ショックを受けたアナは夜の森に迷い込む。
ということで、ビクトル・エリセ監督の「ミツバチのささやき」がBSPで。
先日放送された「311 映画監督62人が見つめた大震災」などに挿入されていた紹介映像ではHDだったので、ハイビジョンマスターでの放送が期待できそう。
放送は明日2011.11/23 13:00〜14:39 NHK BSプレミアムで。
監督:ビクトル・エリセ
脚本:ビクトル・エリセ、アンヘル・フェルナンデス・サントス
出演:フェルナンド・フェルナン・ゴメス、テレサ・ヒンペラ、アナ・トレント ほか
そして、明後日11/24 13:00〜には、「ミツバチのささやき」の10年後に撮られた長編第2作「エル・スール」を放送。
ここ数週間は、地震も一旦少なくなったかのように見えたけど、また最近大きめの地震が起こってて油断できませんなぁ、、、。どうかこの二日間の3時間ちょっとだけは速報テロップの出るようなことがない事を祈る、、、。
<「ミツバチのささやき」予告編>
<「エル・スール」予告編>
この2作をやるなら、もう一頑張りして「マルメロの陽光」もやって欲しかった、、、。
自分的にはコレがエリセ最高傑作なんだけどなぁ。一応リクエストを出しといてみよう。
<「マルメロの陽光」予告編>
<関連>
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・河瀬直美/ビクトル・エリセ「311 映画監督62人が見つめた大震災」は明日10/25夜 NHK BSプレミアムで
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-10-24)
・ビクトル・エリセ–ミニ番組「311 映画に託したメッセージ」は明日10/21深夜ほか NHK総合で–河瀬直美
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-10-20-3)
・河瀬直美/ビクトル・エリセ「3・11」映画に世界の監督20人が協力[nikkansports.com]
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-05-19-3)
・エリセ/ジャームッシュ/ヴェンダース「10ミニッツ・オールダー/人生のメビウス」は明日1/4他CSムービープラスでハイビジョン放送
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-01-17)
勝新太郎–「座頭市」TVシリーズ全100話ハイビジョン完全放送は明日11/23からCS時代劇専門チャンネルHDで
「座頭市」TVシリーズ全100話完全放送はCS時代劇専門チャンネルで明日11/23スタート。
(http://www.jidaigeki.com/special/1111_1/)
座頭市(勝新太郎)は、天保時代の盲目の侠客で居合いの達人、通常は、揉み療治を渡世として関八州を歩く。博賭もすれば女も好むが、己の信条により非道を行う者には怒りの仕込み杖が唸る。ご存知、勝新太郎の代表作『座頭市』のテレビシリーズ。映画からテレビシリーズとなり、テレビシリーズは全100話作られた。本作は1974年から翌年にかけて制作された最初のシリーズ。森一生、三隅研次、田中徳三、井上昭、安田公義ら映画の座頭市も手がけた旧大映の監督陣が存分に腕を奮い、市と毎回ゲスト出演する豪華スターとの交流を叙情的に描いた。また音楽は後に世界的シンセサイザーアーティストとなる冨田勲が手がけており、そのアバンギャルドなサウンドにも耳を傾けたい。植木等(9話)・松坂慶子(15話)といった豪華ゲストの出演や勝新太郎自身がメガホンを採るエピソードなどトピックスも多く、全話必見のシリーズだ。勝新太郎生誕80年を記念してTVシリーズ全100話を完全放送。
ということで、WOWOWの映画版一挙放送が終了したばかりだけども、今度はCS時代劇専門チャンネルがテレビシリーズ版「座頭市」の放送をスタート。
旧マスターの放送は定期的にやってたけども、今回はハイビジョンマスターで約半年をかけ「座頭市物語」「新・座頭市I」「新・座頭市II」「新・座頭市III」の全4シリーズ100話を放送するとのこと。
放送は明日2011.11/23から月〜金曜日 12:00〜13:00 CS時代劇専門チャンネルで。
※時代劇専門チャンネルHDではハイビジョン放送。
リピート放送は、同日24:00から。
また、スカパー!e2では「スカチャン1HD」(801ch.)で12:00〜の放送をハイビジョン放送。※時代劇専門チャンネルの単チャンネルまたはパックセット契約が必要。
このあたりだとハイビジョン化による解像度向上って事よりも、ニューテレシネと傷消しの方が全体的な画質向上に貢献してそうですな。なんにせよ楽しみ。
ウチは、レコーダ内蔵チューナで録れ、ノイズ耐性もスカパー!HDより高いだろうと思われるスカチャン1HDで録る予定だけども、チャンネルロゴの表示がどうなるか分からないので、初回だけはスカチャンとスカパー!HD両方で録ってみよう。
なお、このテレビシリーズ「座頭市物語」はBSフジでも11/25から月〜金曜日 15:00〜放送開始、こちらは特にハイビジョンマスターとかの宣伝はやっていないので、旧マスターでの放送となりそうかも。「新・座頭市」以降も放送されるのかも不明。
(http://www.bsfuji.tv/top/pub/zatoichi.html)
また、映画版一挙放送の終わったWOWOWでは、下記の作品のリピート放送が。
12/04 04:45〜 続・座頭市物語
12/22 17:35〜 座頭市逆手斬り
12/24 08:00〜 座頭市と用心棒
それから、CS日本映画専門チャンネルでは、「勝新太郎劇場」を放送中。
(http://www.nihon-eiga.com/1111/1111_7.html)
こちらは、「悪名」、「兵隊やくざ」シリーズや、勝新が盲目の男を演じた「不知火検校」も放送。
<関連>
・勝新太郎–第1作「座頭市物語」から第4作「座頭市兇状旅」まで–座頭市オールナイトは明日5/29 時代劇専門ch.で
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-05-28-1)
・「新・座頭市3」の勅使河原宏演出ep.は明日放送
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2007-03-31-1)
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