「四月物語」はCS日本映画専門チャンネルで明日11/23ほか放送。
http://www.nihon-eiga.com/prog/004027_000.html

楡野卯月(松)は、東京・武蔵野にある大学に入学するために北海道から上京してアパートで一人暮らしを始めた。ある日、卯月は行きつけの本屋のアルバイト青年に声をかけられる。その男性は、卯月の高校時代の憧れの山崎先輩(田辺)だった。しかし、この偶然こそ、卯月のひそかな”不純な動機”の成果だったのだ・・・。田舎から上京し、東京で一人暮らしを始めた女の子の周辺におこる出来事の数々が、岩井俊二ならではのディテールの集中と、音楽のメロディーにも似た独特の映像言語で語られる。松たか子の実際の家族(松本幸四郎一家)も出演。また、全編に柔らかく流れるピアノ音楽はすべて松たか子が弾いていて、サントラ「四月のピアノ」も出された。

ということで、岩井俊二 監督の「四月物語」が日専に。


放送は明日2011.11/23 19:30〜21:00 CS日本映画専門チャンネルで。
※日本映画専門チャンネルHDではハイビジョン放送。

現在予定されているリピート放送は、下記のスケジュールで。
12/10 10:00〜
12/16 25:05〜
12/29 10:30〜

脚本・監督:岩井俊二
撮影:篠田昇
出演:松たか子、田辺誠一、加藤和彦、藤井かほり、松本幸四郎、藤間紀子、市川染五郎、松本紀保

<「四月物語」予告編>



東日本大震災の直後に、岩井俊二映画祭 公式サイトでも全編無料配信が行われてたので久しぶりに観たけど、もう14年も前になるのかこれ、、、。
松たか子のPV集(岩井俊二 監督)をLDで買ってた頃だから、この間で丸1世代分メディアが進化しちゃってますな。

<松たか子「i STAND ALONE」PV>




なお、岩井俊二関連としては、下記の様な番組の放送予定が。


・DOCUMENTARY of AKB48 1ミリ先の未来(製作総指揮)
 11/23 16:00〜17:00 CSファミリー劇場(再:11/27)

・DOCUMENTARY of AKB48 to be continued(製作総指揮)
 11/23 19:30〜21:40 CSファミリー劇場(再:11/27)

・ハルフウェイ(プロデュース)
 12/09 23:00〜24:40 CS日本映画専門チャンネル(再:12/10、21)

・朝日ニュースター presents 岩井俊二監督ドキュメンタリー「friends after 3.11」
 12/11 14:46〜16:46 BSスカパー!

・レスリー・キー×松田美由紀 PHOTO SESSION(現在のところ詳細不明)
 12/11 22:00〜22:30 CS LaLaTV(再:12/15、26、30)

・花とアリス
 12/19 04:05〜06:35 WOWOWシネマ

・岩井俊二監督ドキュメンタリー「friends after 3.11」<スペシャルエディション>
 12/30 21:00〜25:00 CS朝日ニュースター



それから、昨日11/21、日本映画専門チャンネル 公式サイトのトピックスページに、岩井俊二のコメントが掲載されていた。やがて消えてしまうと思うので転載。

【日本映画専門チャンネル×岩井俊二映画祭 『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』】企画への岩井監督コメントが届きました 2011年11月21日 更新



1・2月放送する【日本映画専門チャンネル×岩井俊二映画祭 『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』】企画へ寄せた岩井監督の熱がこもったコメントが届きました。放送は1/15(木)から毎週木曜よる11時放送。ぜひお楽しみに!



≪岩井俊二監督からのコメント≫

放射能に汚染された世界。と言ったらまるで映画のような世界と思う人は多いだろう。3.11の地震、津波、そして福島原発の水素爆発、それらの映像を観てまるで映画のようだとため息をついた人たちは多かったのではないだろうか。政府やメディアは民衆がパニックが起きるのを怖れたが、これすらも映画のようなパニックが起きては困ると考えたからではないだろうか?こんな風に映画とは我々にふりかかる様々な危機や危険を予期して描き続けて来た。我々に警告するために。だが気づいたら僕らは、こうした世界は映画でしか起こり得ないものであるかのように錯覚するようになり、映画を作る側ですら、映画を作るためにそれらの設定を利用するようになった。だから我々は3.11に現実に起きたことですら、まるで映画のようだったと口にするのだ。石巻で津波を経験した僕の知人は、あれはまるで『AKIRA』のようだったと語った。僕は改めて思い知らされた。映画とはこういう役割を担っていたのだ。古今東西の映画人たちは、人類に起る様々な危機について、人類の抱える重大な問題について、警鐘を鳴らし続けて来た。津波を体験した先人たちが、そこに神社や石碑を建てたように。その声にもう一度耳を傾けてみよう。今の僕らの現実がまた違って見えて来るに違いない。(岩井俊二)


≪速報≫【日本映画専門チャンネル×岩井俊二映画祭 『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』】1・2月放送決定! 2011年11月21日 更新



危機的状況を、映画はこれまでどのように描き、伝えてきたのか――。

映画監督・岩井俊二が独自の視点で選定した作品を、2カ月にわたり放送!

歴代の映画人たちは、現代社会の抱える問題を、様々な危機的状況を、ドラマやアニメ、CGなどを駆使しフィルムに焼き付ける事により社会に警鐘を鳴らし続けてきました。人間がかつて経験し、これからも直面するであろう危機を、現代社会に内包された様々な問題を、これまで映画はどのように描き、どのように伝えてきたのか――。

チャンネルでは、岩井俊二監督が主催するオフィシャルHP「岩井俊二映画祭」との共同企画として、岩井俊二監督が独自の視点で選定した作品2カ月にわたり放送、各作品の放送前には監督自らが書きおろした作品解説を放送。

さらに、「スタジオジブリは原発抜きの電気で映画を作りたい」と表明をしたスタジオジブリ プロデューサーである鈴木敏夫や、音楽・映画・出版・広告、更には自然エネルギー利用促進を提唱するアーティストの団体 artists’powerを創始するなど、多岐に渡る活動を行うミュージシャン・坂本龍一との対談番組もあわせて放送いたします。映画を見て、私たちは現在の世界に何を思うのだろうか・・・。どうぞご期待ください。



★チャンネル内で放送の企画プロモーション映像や作品解説も岩井監督が制作します!





≪1月放送≫

『生きものの記録』/ 『日本沈没』/『風が吹くとき』/『ヒバクシャ HIBAKUSHA 世界の終わりに』

≪2月放送≫

『原子力戦争 Lost Love』/『六ヶ所村ラプソディー』/『空飛ぶゆうれい船』/『夢』



◆当HPにも近日特設ページがOPEN!

◆「岩井俊二映画祭」はこちら

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録画地獄:日本映画専門チャンネル ラインナップ
・岩井俊二–日本映画専門チャンネル 特集『映画は世界に警鐘を鳴らし続ける』2月のラインナップが告知されていた–六ヶ所村ラプソディー/空飛ぶゆうれい船 など
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-19-2
・岩井俊二監督ドキュメンタリー「friends after 3.11」は明日11/12夜 BSスカパー!で無料再放送
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-11-2
・明日11/8の「INsideOUT」は「岩井俊二監督が語る震災後の絆」、BS11で
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-07
・岩井俊二/鈴木杏/蒼井優「花とアリス」は、明日11/7早朝WOWOWシネマで再放送–篠田昇
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-11-06-1
・今日10/10のNHK「ニュースウオッチ9」に岩井俊二 監督が出演する模様–「friends after 3.11」メイキング
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-10-10
・岩井俊二–震災ドキュメンタリー「friends after 3.11」は明日10/1 BSスカパー!で
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-30-2
・ゲームセンターCX/岩井俊二3.11ドキュメントなど、BSスカパー!のニュースリリースが出ていた–「スカパー! の楽しさを、もっとみんなに。」
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-21-2