月別: 2012年11月

TV番組
2012.11/23 8:27

三谷幸喜版「桜の園」は明日11/24夜 WOWOWライブで–浅丘ルリ子/市川しんぺー/神野三鈴/大和田美帆/藤井隆/青木さやか

三谷幸喜版「桜の園」はWOWOWライブで明日11/24夜放送。
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/101786/index.php

事件です!三谷幸喜がチェーホフ「桜の園」を演出!!実は三谷が彼自身の脚本以外の作品を演出するのは初めて!いうなれば三谷幸喜の演出家デビューなのです。



「かもめ」「三人姉妹」などで知られるロシアの巨匠劇作家アントン・チェーホフ。その4大戯曲のひとつ「桜の園」を、三谷幸喜が演出した。

自作ではない作品を演出するのは初めてという三谷がこだわったのは、実は「四幕の喜劇」の副題を持っている“コメディ”としての「桜の園」だ。桜の木が茂る館に住む貴族一族の没落を描き、“滅びゆくものの美しさ”に主眼を置いて上演されてきたこの作品。三谷は作品の魅力をそのままに、チェーホフが忍ばせた“笑い”の要素に光を当て、全く新しい「桜の園」に生まれ変わらせた。桜の園の女主人に浅丘ルリ子、成り上がりの富豪に市川しんぺー。ほか、藤井隆、青木さやかなど、これまでの「桜の園」のイメージをくつがえすような配役の役者たちが、それぞれのドラマを刻んでいく。自らの考えにしばられ前に進めない者たちと、新しい価値観をもった者たちの対比は、現代社会とも重なり合い響いてくる。

チェーホフの隠れた魅力を余すことなく切り出した、前代未聞の「三谷版桜の園」が誕生した。





物語

20世紀初頭のロシア。“桜の園”の女地主ラネーフスカヤ(浅丘ルリ子)は、息子を事故で失った後、パリに移り放蕩生活を送っていた。しかし、資産を使い果たし5年ぶりにパリから帰還。“桜の園”も競売にかけられることになった。農奴の息子から実業家となったロパーヒン(市川しんぺー)は、桜を切り払い別荘地にすれば競売を避けられると提案するが、ラネーフスカヤや兄のガーエフ(藤木孝)はそれをはねつける。

一方、事務員のエピホードフ(高木渉)から求婚されていた小間使いのドゥニャーシャ(瀬戸カトリーヌ)は、パリから来たヤーシャ(迫田孝也)にぞっこん。ラネーフスカヤの娘アーニャ(大和田美帆)は、学生のトロフィーモフ(藤井隆)の新しい思想に惹かれていた。そして、もうひとりの娘ワーリャ(神野三鈴)にも胸に秘めた気持ちが…。住人たちそれぞれの思いを抱えたまま、ついに“桜の園”の競売の日がやってきた…。

ということで、三谷版「桜の園」が。
WOWOW
放送は明日2012.11/24 20:00〜22:45 WOWOWライブで。

現在予定されているリピート放送は、12/23 朝09:40から。


作:アントン・チェーホフ
翻案・演出:三谷幸喜
音楽・演奏:荻野清子
出演:浅丘ルリ子、市川しんぺー、神野三鈴、大和田美帆、藤井隆、青木さやか、瀬戸カトリーヌ、高木渉、迫田孝也、阿南健治、藤木孝、江幡高志
収録:2012年7月4日 東京 パルコ劇場


なお、WOWOWでは下記の三谷幸喜関連番組を放送予定。

12/02 20:44〜 三谷幸喜「short cut」ができるまで WOWOWプライム
12/02 21:00〜 三谷幸喜「short cut」 WOWOWプライム
12/22 13:00〜 三谷幸喜「ベッジ・パードン」 WOWOWライブ
12/23 09:40〜 三谷幸喜版「桜の園」 WOWOWライブ

それから、CSファミリー劇場では本日11/23より毎週金曜 21:00〜23:00「振り返れば奴がいる」の再放送をスタート。

BSフジでは「王様のレストラン」を月〜金曜日17:00〜再放送中。(#8まで放送済み)


<関連>
録画地獄:主要メーカーブルーレイメディア Amazon価格一覧
録画地獄:WOWOW HD放送映画ラインナップ
WOWOWオフィシャルサイト
・ファミリー劇場みるなら!スカパー!厳選69チャンネルを今すぐ!スカパー!簡単申込
スカパー!レンタルサービス おまかせHDプラン[PR]

続きを読む
DVDソフト
2012.11/22 16:36

石井隆「天使のはらわた」シリーズから4作がDVD発売・廉価再発売–曽根中生/池田敏春

石井隆 原作の映画「天使のはらわた」シリーズから4作がDVD発売・再発売される模様。
発売は2013年3月2日、ハピネットから。

天使のはらわた 赤い教室 [DVD]
 税込定価2,940円 ※シリーズ第2作

天使のはらわた 名美 [DVD]
 税込定価3,990円 ※シリーズ第3作 国内初DVD化

天使のはらわた 赤い淫画 [DVD]
 税込定価2,940円 ※シリーズ第4作

天使のはらわた 赤い眩暈 [DVD]
 税込定価3,990円 ※シリーズ第5作


今回リリースされるタイトルでは、「赤い眩暈」のみ原作・脚本・監督を石井隆が。
その他の作品では石井隆は原作・脚本(共同脚本)として参加。

「赤い眩暈」は、2001年にパイオニアLDCからデラックス版としてリリースされたけど、今回再発売される盤では、竹中直人と石井隆の対談映像や、佐々木原保志と石井隆のコメンタリーは未収録となっているみたい。


なお、シリーズ第1作としてカウントされている「女高生 天使のはらわた」(映画では石井隆のクレジットは無し)と、第6作となる川上麻衣子の「天使のはらわた 赤い閃光」はまたしてもリリースは無し。
「女高生」はどうでも良いけど、「赤い閃光」は出して欲しいんだよなぁ、、、。


ちなみに、石井隆は、新作「甘い鞭」が来年公開予定とのこと。


<関連>
・石井隆/佐藤寛子「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」は明日10/3深夜 CS日本映画専門チャンネルでハイビジョン放送
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-10-02-3
・石井隆/根津甚八「月下の蘭」は明日9/6、CS チャンネルNECOで
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-05
・ブルーレイ「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う ディレクターズ・カット 完全版」が届いたー
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-02-25-5
・初DVD化–「海燕ジョーの奇跡」などが松竹から–「GONIN」「丑三つの村」廉価版なども/5か月連続「あの頃映画 松竹DVDコレクション」
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-29-3
・石井隆/根津甚八「月下の蘭」は明日9/6、CS チャンネルNECOで
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-09-05
・ブルーレイ「花と蛇」「花と蛇2 パリ/静子」が届いたー♪
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-12-03-2
・「死んでもいい」「ヌードの夜」「夜がまた来る」ニューマスター・デラックス版が届いたー(その1)
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-03-21
・「死んでもいい」「ヌードの夜」「夜がまた来る」ニューマスター・デラックス版が届いたー(その2)
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-03-21-1
・「死んでもいい」「ヌードの夜」「夜がまた来る」ニューマスター・デラックス版が届いたー(その3)
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-03-21-2
・「GONINコンプリートボックス」買ってきた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2007-03-28-2

続きを読む
TV番組
2012.11/22 11:08

ノンフィクションW「消えゆく映画フィルム 日本一の映写技師の物語」は明日11/23夜 WOWOWプライムで

ノンフィクションW「消えゆく映画フィルム 日本一の映写技師の物語」はWOWOWプライムで明日11/23夜放送。
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/102007/index.php

変わりゆく映画館やその環境。激減するフィルム映画。この映画界の過渡期をめぐる物語に、芸術選奨文部科学大臣賞受賞の映写技師・鈴木文夫の目を通して迫る。



“日本一の映写技師”として世界の映画人から賞賛される鈴木文夫。映写技師という彼の職業は、フィルムを映写機にかけるだけでなく、温度や湿度、上映環境に合わせ、スクリーンに投影する角度や光量、フィルムの架け替えタイミングの調整などが求められる映画には欠かせないものだ。山田洋次監督が自身の作品の上映時に必ず映写指名するなど、鈴木の技術は高く評価され、2003年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。

映写技師という職業では最初で最後と言われるこの受賞で、名実ともに日本一の存在となった鈴木だが、現在は業界全体に進むデジタル化の波に直面している。そんな中、鈴木は京都四條南座で8月から10月にかけて山田監督の作品、全80本を上映するフィルム上映会で映写を担当。現在76歳の鈴木は「フィルムは生き物」と語り、デジタルでは出し切れない、人間の目で感じられるフィルム独特の温かみを残すべく活動を続ける。

ということで、明日のノンフィクションWはフィルム映写技師・鈴木文夫。



放送は明日2012/11/23 22:00〜23:00 WOWOWプライムで。


現在予定されているリピート放送は、下記のスケジュールで。
11/25 07:30〜
12/03 25:00〜


(フィルム/デジタル以前の話だけど)こないだ近所のシネコンに観に行った「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」は、久しぶりに劇場で見たシネスコサイズの作品だったけど、やっぱりシネスコは天地に黒帯じゃなく、カーテンがグワーッと開いていく方が素敵だよなぁと改めて思ったなぁ。


<関連>
WOWOWオフィシャルサイト
録画地獄:主要メーカーブルーレイメディア Amazon価格一覧
録画地獄:WOWOW HD放送映画ラインナップ

続きを読む