チャンネルNECOで押井守監督初期作品の特集放送があるようだ–2008年5月
午後のロードショー 2008年4月のラインナップが掲載されていた
テレ東のサイトに、午後のロードショー 2008年4月のラインナップが掲載されていた。
(http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_afr_load/)
4月の特集は「春休みスペシャル」、「狙われた人妻たち」、「戦う人々」、「ニコラス・ケイジ特集」。
「地獄の7人」のテレビ放送はわりと久しぶりな気がしますな。
「スタンド・バイ・ミー」はU局とかでも高山みなみとかのビデオ吹替版をたまにやってるけど、テレビ版吹替でやってくれるんだとしたら嬉しいかも。
4月1日(火) 新春人気作特選 春休みスペシャル スタンド・バイ・ミー / STAND BY ME |
1986年 アメリカ (監督) ロブ・ライナー (出演) ウィル・ウィートン リバー・フェニックス |
4月2日(水) 新春人気作特選 春休みスペシャル 大逆転 / TRADING PLACES |
1983年 アメリカ (監督) ジョン・ランディス (出演) ダン・エイクロイド エディ・マーフィ |
4月3日(木) 新春人気作特選 春休みスペシャル 刑事ジョン・ブック 目撃者 / WITNESS | 1985年 アメリカ (監督) ピーター・ウィアー (出演) ハリソン・フォード ケリー・マクギリス |
4月7日(月) 新春人気作特選 ドクターズ・アカデミー 全員暴走中! / BAD MEDICINE |
1985年 アメリカ (監督) ハーヴェイ・ミラー (出演) スティーブ・グッテンバーグ アラン・アーキン |
4月8日(火) 狙われた人妻たち デッド・カーム 死の航海・狙われた人妻 / DEAD CALM |
1989年 豪・米 (監督) フィリップ・ノイス (出演) 二コール・キッドマン サム・ニール |
4月9日(水) 狙われた人妻たち 不法侵入 / UNLAWFUL ENTRY |
1992年 アメリカ (監督) ジョナサン・カプラン (出演) カート・ラッセル レイ・リオッタ マデリーン・ストウ |
4月10日(木) 狙われた人妻たち ストーカー / ONE HOUR PHOTO |
2002年 アメリカ (監督) マーク・ロマネク (出演) ロビン・ウィリアムズ コニー・ニールセン |
4月14日(月) 戦う人々 眼下の敵 / THE ENEMY BELOW |
1957年 アメリカ (監督) ディック・パウエル (出演) ロバート・ミッチャム クルト・ユルゲンス |
4月15日(火) 戦う人々 JSA / JSA |
2000年 韓国 (監督) パク・チャヌク (出演) ソン・ガンホ イ・ビョンホン |
4月16日(水) 戦う人々 地獄の7人 / UNCOMMON VALOR |
1983年 アメリカ (監督) テッド・コッチェフ (出演) ジーン・ハックマン ロバート・スタック |
4月21日(月) デイズ・オブ・サンダー / DAYS OF THUNDER |
1990年 アメリカ (監督) トニー・スコット (出演) トム・クルーズ ロバート・デュバル |
4月22日(火) ニコラス・ケイジ特集 60セカンズ / GONE IN SIXTY SECONDS |
2000年 アメリカ (監督) ドミニク・セナ (出演) ニコラス・ケイジ アンジェリーナ・ジョリー |
4月23日(水) ニコラス・ケイジ特集 あなたに降る夢 / IT COULD HAPPEN TO YOU |
1994年 アメリカ (監督) アンドリュー・バーグマン (出演) ニコラス・ケイジ ブリジット・フォンダ |
4月24日(木) ニコラス・ケイジ特集 天使のくれた時間 / THE FAMILY MAN |
2000年 アメリカ (監督) ブレット・ラトナー (出演) ニコラス・ケイジ ティア・レオーニ |
4月28日(月) GWスペシャル 沈黙の要塞 / ON DEADLY GROUND |
1994年 アメリカ (監督) スティーブン・セガール (出演) スティーブン・セガール マイケル・ケイン |
4月30日(水) GWスペシャル ジョー・ブラックをよろしく <前編> / MEET JOE BLACK |
1998年 アメリカ (監督) マーティン・ブレスト (出演) ブラッド・ピット アンソニー・ホプキンス |
「死んでもいい」「ヌードの夜」「夜がまた来る」ニューマスター・デラックス版が届いたー(その3)
<その1>BOX記念写真編、
<その2>ジャケ写編の続き。
旧盤とニューマスター盤の画質を比較するため、スクリーンショットを撮ってみた。
寄りのカットより引きのカットの方が粗が出やすいので、主に引きのカットから。
※画面比を揃えると補完がかかり本来の画を確認できないため、すべて720x480pixelのオリジナルサイズ。クリックで拡大。
☆死んでもいい(上:旧盤/下:ニューマスター盤)
<旧盤カウンタ:0h05m18s>
旧盤では、全編を通し色調がアンバーめになっていたが、ニュー盤では比較的自然な発色に。
スクイーズ化されたため解像感も大幅に向上していて、旧盤では静止画にすると確認しにくかった雨粒や背景の看板が、ニュー盤ではかなり鮮明に描きわけられている。
また、旧盤はオーバーシュートがきつく、人物の輪郭などコントラストの高い境界線に不自然な偽輪郭が出てしまっていたが、ニュー盤では自然な描写に。
タイトルの赤いフレアの発色も良くなっている。
↓
<旧盤カウンタ:0h54m15s>
このカットも、枕木のオーバーシュートが無くなったためにギラつきが抑えられ、鉄橋の質感の再現性も向上している。
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☆ヌードの夜(上:旧盤/下:ニューマスター盤)
<旧盤カウンタ:0h05m35s>
この作品も大幅に発色が良くなっていて、タイトルの赤いフレアも鮮烈な発色になっていて、タイトルもシュートが減っている。
奥の町並みも、白っちゃけている感じがした旧盤と比べると、ニュー盤では、程よく締まったいかにも石井隆の好きそうな夜っぽい感じが良く出ている。
↓
<旧盤カウンタ:1h06m28s>
こちらもネオンの発色が大幅に向上。
旧盤では潰れていて静止画ではのっぺりしていたテレビの砂嵐も、ニュー盤では静止画でも砂嵐と判るようになった。
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☆夜がまた来る(上:旧盤/下:ニューマスター盤)
<旧盤カウンタ:0h09m09s>
この作品は、旧盤もスクイーズでニューテレシネがされていたので、他の2作品よりは画質差が小さめ。
ただ、遺体が寝かされているブルーシートのシワなど、シャープ感は増している印象。
旧盤はやや青みが強かったけども、ニュー盤は多少ノーマルな発色となっているようだ。
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<旧盤カウンタ:1h29m47s>
このカットのネオンも、さほど大きな差はみられず、光りの強さが違って見える程度。
しいて言えば、ネオンに赤く照らされた右端のガレキの表現などが異なっていたり、左端の夏川結衣を照らす照明の色が若干異なって見えるが、どちらが良いと言う程ではない感じ。
↓
以上。
ニュー盤では、各作品の撮影監督がテレシネを監修しているので、色調や明度などは本来意図した映像になっているようだ。 また、「死んでもいい」「ヌードの夜」は、旧盤の方が画角がやや広い模様。
「死んでもいい」「ヌードの夜」に関しては、多少でも画質を気にする人ならば、旧盤から買い直す価値は大いにあるけども、「夜がまた来る」に関しては、旧盤との大きな差はみられないので、あえて買い直すかどうかは微妙なところかも。
あと、もうひとつ。
今回は3作ともケースがAMARAYではなくなってしまったのが残念。
う〜ん、このHDマスター使って、日専でHD放送して欲しいなぁ。
アルゴの作品はよくやってるし、リクエスト入れてみるか。
<関連>
・ブルーレイ「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う ディレクターズ・カット 完全版」が届いたー
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2011-02-25-5)
・ブルーレイ「花と蛇」「花と蛇2 パリ/静子」が届いたー♪
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-12-03-1)
・ブルーレイ新譜–石井隆/佐藤寛子「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う ディレクターズ・カット ブルーレイ完全版」が発売される模様
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-12-03-1)