ハイビジョン特集「アニメ青春時代 夢に挑んだ男たち」(アニメ梁山泊物語)は明日10/24夜BShiで
(http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/)
ファイナルファンタジーの天野喜孝、ガンダムの大河原邦男、攻殻機動隊の押井守・・・。
今やアニメ・ゲーム界の錚々たるクリエイターたちがその無名時代、しのぎを削っていた小さなアニメプロダクションがある。タツノコプロ。いわば『アニメ界の梁山泊』だ。
“タツノコ”の名は創始者である吉田竜夫に因んで名付けられ、竜夫を筆頭に健二、豊治の3兄弟が1962年に設立。「タイムボカン」や「マッハGOGOGO」、「ハクション大魔王」、「みなしごハッチ」など劇画からギャグ、ファンタジーまでジャンルを問わず、数々の名作を世に送り出してきた。カリスマだった竜夫の下には、若きつわものが集まるが、竜夫は僅か45歳で急逝。まさに波乱万丈の日々から数々のアニメが作り出されていった。資金が乏しい中での手探りの制作。「みなしごハッチ」は、幼くして両親を失った3兄弟の実体験だった。懐かしい名作アニメを辿りながら、現代を代表するクリエイターたちの若き格闘の日々を紡いでいく。
ということで、以前「金はなくても夢はあった!アニメ梁山泊物語」というタイトルで告知されていた番組は、ハイビジョン特集「アニメ青春時代 夢に挑んだ男たち」というタイトルに決まった模様。
放送は明日2009.10/24 20:30〜22:00 NHK BShiで。
リピート放送は、10/30 23:20から、同じくBShi。
番宣のラストでは、天野喜孝がサラサラっと「みなしごハッチ」を描く様子なんかがあったけども、今でも何かの機会で描くことがあるのか、手にも線にも迷いがなくてすごく上手かったなぁ。当たり前といえばそうなんだろうけど。
天野喜孝や押井守、大河原邦男などの証言映像もあるみたいで、NHKのアニメ関係ドキュメンタリーは最近少なめ(「スカイ・クロラ」や「ポニョ」の頃が異常だっただけだけど(笑))になっていたし、コレは楽しみですな。
そういえば、20年近く前に「シュラト」の(背景)美術をやっていた人と話をしたとき「あれはドツボ」という感想をもらしていたけども、その後半シュラバになってしまった「天空戦記シュラト」の苦労話なんかも聞いてみたいところ。無いだろうけど(笑)
あと、毎週放送のTVシリーズなのに、ブラシ+色トレスのバイザーなんてめんどくさい事をやってた「ガッチャマン」の話も聞いてみたいなぁ。
<関連>
・(本放送テロ)ハイビジョン特集「アニメ青春時代 夢に挑んだ男たち」は明日10/30夜 BShiで再放送
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-10-29-2)