ETV特集「音で描く賢治の宇宙~冨田勲×初音ミク 異次元コラボ~」はNHK Eテレで明日2/3放送。
(http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/0203.html)
日本を代表する作曲家の一人、冨田勲さん(80歳)。自身の集大成となる「交響曲」を作曲しました。その名も「イーハトーヴ交響曲」。テーマは、冨田さんが長年描きたいと思い続けてきた、作家・宮沢賢治の世界です。賢治の4次元的・宇宙的な世界観を、どうやって音楽で表すか。悩んだ末、冨田さんが思いついたのは、なんとインターネットの動画サイトで大人気のバーチャル・シンガー“初音ミク”の起用。こうしてオーケストラと初音ミク、200人の合唱が奏でる、前代未聞の壮大な交響曲が生まれることに。その5か月に及ぶ制作過程に密着。なぜ宮沢賢治の世界に初音ミクなのか。そして、交響曲誕生の裏に秘められた、賢治の「雨ニモマケズ」をめぐる10年越しの約束とは。みずからも少年時代に大地震に被災したという冨田さんが交響曲に託した、東北の被災者への思いとは。人生の集大成だ、という「イーハトーヴ交響曲」に込められた冨田さんの思いに迫ります。
「イーハトーヴ交響曲」の演奏は、5.1chサラウンドで放送いたします。
ということで、冨田勲と初音ミクのコラボなどに密着したというドキュメンタリーが。
放送は明日2013.2/3 22:00〜23:00 NHK Eテレで。
現在予定されている再放送は、2/9 24:50から。
出演:冨田勲、大友直人、日本フィルハーモニー交響楽団、慶応義塾ワグネル・ソサイエティー男声合唱団、慶応義塾ワグネル・ソサイエティーOB合唱団、シンフォニーヒルズ少年少女合唱団、吉松隆、ことぶき光ほか
こないだの「スタジオパーク」でもモーグと格闘した頃の話をしてたけど、モーグからイメージ通りの音を出すのと、初音ミクを思い通りに歌わせるのは、ちょっと近いものがありますな。
まぁ、モーグの方が何十倍も敷居は高そうだけど。
なお、冨田勲関連では、2/4 23:00〜23:50 NHK BS1の「地球テレビ エル・ムンド」にトークゲストとして出演。
それから、ラジオNHK-FMでは2/11 13:00〜16:00「音の魔術師 冨田勲の世界 ~初音ミクとのコラボを終えて~」という番組を放送。
こちらは昨年11/18に放送された「音の魔術師 冨田勲の世界」に、トークやコメントを追加した再構成版とのこと。
<関連>
・録画地獄:主要メーカーブルーレイメディア Amazon価格一覧
・冨田勲がゲストの「スタジオパークからこんにちは」は明日1/29昼 NHK総合で–初音ミク
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2013-01-28-1)