ATPが実施した「あるある」捏造事件に関するアンケートの回答
ATP(社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟)が会員社全社を対象に実施した「あるある大事典II」捏造事件に関する「緊急アンケート調査」の回答を公開していた。
(https://www.atp.or.jp/modules/newsrelease/article.php?storyid=31)
製作会社の経営やスタッフの不満炸裂な回答が目白押しですな。
「あるある」問題はともかく、金出してるスポンサーにとってもマイナスイメージになる番組の方が多いんじゃないかとさえ思ってしまうような現在、しばらく昼夕と深夜は再放送枠や映画でも増やして、新作番組の質をもうちょっとどうにかした方が良いんじゃないかと。
オイラ的には、20年前の様に、お茶の時間には「太陽にほえろ」、夕方には「ルパン」や「トムとジェリー」、深夜には吹替洋画みたいな事で良いっすよ。
今年のメディアリテラシー特番は「スポーツメディアの“伝えなかったもの”」
すっかり忘れてたけど、今年のメディアリテラシー特番ってまだやってなかったのね。
今回は、「スポーツメディアの“伝えなかったもの”」と題し、スポーツ報道に対してのメディアリテラシーについて考える内容らしい。★3月18日(日)午前10:30〜11:25放送
(http://www.tv-tokyo.co.jp/literacy06/)
>2006年2月、トリノ五輪のスノーボード女子ハーフパイプで、今井メロ選手が予選で敗退。
>ワールドカップで実績をあげた彼女を「メダル候補」「金も期待できる」と持ち上げたのは
>新聞、テレビなどのマスメディアだった。
<中略>
>欧米の強豪がでないワールドカップの「優勝」という肩書きが、五輪ではあまり意味がない
>ことを把握していながら、事前にそのことをきちんと報道したメディアは多くなかった。
>たとえば、現状をきちんと伝え、冷静な報道が事前にされていたらどうなっていただろうか?
>あの日、トリノで何が報道され、なにが報道されなかったのだろうか?
なお、アナウンスされている出演者は以下のとおり。
荒川静香(トリノ五輪フィギュア金メダリスト)、浅尾美和(ビーチバレー)、石川佳純(世界卓球2007最年少日本代表)、今井メロ(トリノ五輪スノーボードHP代表)、岡本綾子(プロゴルフプレーヤー)、伊達公子(プロテニスプレーヤー)、チーム青森(トリノ五輪カーリング日本代表)ほか
報道はともかくとして、大相撲にデーモン閣下みたいに、ファンのあいだでも一目置かれる様な見識ある論評をしちゃうゲストは別としても、とくに競技についての知識もないタレントを呼んだり、ハーフタイムに歌を唄わせたりと、スポーツ番組のバラエティ化は、もはややりたい放題だからなぁ、、、。
まぁ、都度ルールや技についての質問をゲストにさせたりなど、そのスポーツに関心の無い視聴者の代表としての役割を期待している部分もあるんだろうけども、まぁ、普通に考えたら視聴率稼ぎ以外の何ものでもないわけでして。
<2007.03.18加筆&追記>
見た。
もうちょっと突っ込んだ番組になるかと思ったけど、それほどでも無かった感じ。
さっきMさんと話していたら、荒川静香は大学の卒論に、マスコミとスポーツ選手の関係についての論文をかいたそうで、その後調べてみたら、記者やライターにも取材をして書き上げたものだそうな。
愛するスケートに何が起こったのか?―女子フィギュア・トリノ選考の真実
- 作者: 渡部 絵美
- 出版社/メーカー: デジほん
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本