日曜劇場「ばんえい」/日曜劇場「時計」はCS TBSチャンネル2で明日7/19放送。
・日曜劇場「ばんえい」(http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d2595/)
・日曜劇場「時計」 (http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d2596/)
<日曜劇場「ばんえい」>
ばんえい競馬。サラブレッドでない作業馬が、700キロ以上の荷ぞりを引いて、砂地の直線200メートルを走る北海道独特の競馬。重い荷を背負って黙々とそりを引く馬の姿は、喝采を浴びることなく、地道に働いて日々を暮らす人々の一生に例えることができるだろう。
脚本は倉本總。ある日突然、息子に体力の及ばないことを自覚させられた父親…。物語は、ひとりの男の老いの自覚と人生における様々な感慨を、北国の秋を背景に“ばんえい競馬”を織り込みながら描かれる。主演は小林桂樹、その妻を八千草薫、友人を大滝秀治が演じる。1973年作品。
【ストーリー】
川西公介(小林桂樹)は、戦後の20数年を不器用に生きてきた公務員。戦争中から一緒だった友人の小松(大滝秀治)もまた不器用な人間だ。ある日、妻・しお(八千草薫)から、小松の妻が「うちの亭主は“ばんえい”の馬にそっくり」と小松を評していたことを聞き、たいそう腹を立てる。「小松の苦労が分かってたまるか」いきり立つ公介は、電話のダイヤルに手をかける。やがて、彼を止めようとする高校1年の息子・洋一(中村まなぶ)と口争いからつかみ合いの喧嘩に…。しかし公介は、洋一にねじ伏せられてしまう結果に…。
そして翌朝。公介は突然、役所を休んで“ばんえい競馬”を見に行くと言い出す…。
<日曜劇場「時計」>
倉本聰のオリジナル脚本。明治初年の北海道を舞台に、自分の妻を殺した1人の殺人犯、森に踏み込んだ2人の追っ手、そして山奥にひとり住む女。4人の男女が織りなす、悲しくも切ない人間模様を悠久の大自然の中に描き出す。出演はフランキー堺、渡瀬恒彦、宮口精二、桃井かおり、松井信子の5人だけ。ほとんど人が入らない、うっそうとした日高の森の中で撮影された。
【ストーリー】
明治初年の薩長を主軸とする新しい管理体制のもと、北海道の開拓はさらに奥地へと進んでいた。そんな中、家を焼かれ土地を取られた入植者の文吉(渡瀬恒彦)が、自分の妻を殺害し、森へと逃げ込んだ。文吉を追うことになったのは、箱館戦争の生き残りの元御家人・高山久蔵(宮口精二)と、明治新政府の兵卒・中西銀次(フランキー堺)。2人は途中、粗末な小屋にひとり住む女・しお(桃井かおり)のところで一夜を明かすことにする。しおは、銀次に馬小屋へ追いやられると、そこには文吉が潜んでいた。銀次に追い出されたしおを不憫に思い、馬小屋を見に行った高山は、そこで干草の中にいる文吉の姿を発見する。
ということで、倉本聰脚本のTBS日曜劇場が2作品。いずれもCS初放送とのこと。
放送は明日2015.7/19 CS TBSチャンネル2で。
7/19 18:00~19:00 日曜劇場「ばんえい」
7/19 19:00~20:00 日曜劇場「時計」
<日曜劇場「ばんえい」(1973年)>
脚本:倉本聰
演出:守分寿男
出演:小林桂樹、八千草薫、大滝秀治、中村まなぶ、中村たつ ほか
<日曜劇場「時計」(1977年)>
脚本:倉本聰
演出:守分寿男
出演:フランキー堺、渡瀬恒彦、桃井かおり、宮口精二、松井信子
ちなみに、「時計」は倉本聰が初監督したフィギュアスケートの映画(「時計 Adieu l’Hiver」)の方では無いので注意。
なお、倉本聰関連では、「北の国から」など主に下記の様な番組が。
・NHK歌謡チャリティーコンサート #14(ゲスト)
7/18 18:00~19:45 CSチャンネル銀河
・筑紫哲也NEWS23 対談特選~時代を映す言葉たち~ ゲスト:倉本聰
7/19 20:00~20:30 CS TBSチャンネル2
・北の国から(TVドラマ・全24話)
7/25 23:20~27:20 #1~#4アンコール放送 BS/CS日本映画専門チャンネル
毎週金曜 22:00~23:00他 BS/CS日本映画専門チャンネル
・津田大介 日本にプラス #112 倉本聰
8/09 27:05~27:55 CSテレ朝チャンネル2
・白い影(全14話)
8/18から月~金曜 13:00~14:40 CS TBSチャンネル2
・日曜劇場「幻の町」
8/30 13:00~14:00 CS TBSチャンネル2
このほか、7月の気になる番組はこちら↓
・2015年7月の地上波とBSデジタルの気になる番組をチェック
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2015-06-27-3)
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