6/10にフジテレビ721で放送された「劇団ひとりの匠探訪記」の録画を観てみた。
<番組内容>
地上波バラエティ番組のみならず、ドラマ・映画への出演、さらには小説家としても多彩な魅力をみせる劇団ひとりが、この度初めてCSのフィールドに降り立った。
それは——お笑い界の「匠」である劇団ひとりが日本の古き良き伝統を守る「匠」たちを尋ね、その生き様に触れていくという“アカデミックバラエティ”。
今回、劇団ひとりが訪ねる「匠」は、陸上競技に使用する砲丸を作る職人。
町工場の一職人の作った砲丸がオリンピックで金、銀、銅メダルを独占するまでの苦労とは?
また、日本一と呼ばれる手作りおろし金の匠にも密着し、「モノづくり」の真意に触れる。
人知れずひとつのモノにこだわり作り続ける「匠」と劇団ひとりとの化学反応はいかに・・・!?
表向きは、劇団ひとりが、砲丸職人とおろし金の職人をたずねる「アカデミックバラエティ」という事になっていて、自分も今の今までそういうドキュメンタリー番組だと思っていたんだけども、、、、
匠たちの工場ロケの間に挟まれるスタジオパートでは、劇団ひとりとMCの女性とのやり取りの間がおかしく、荒いカメラと雑な編集、SEもBGMもほとんど無い、CSとはいえ最近のバラエティとしては、なんかおかしい、、、と思ったら、やはりそうだった。
番組タイトルの様な「職人をたずねるアカデミックバラエティ」を装った部分は最初の30分ほどで、残りの60分はそのメイキング映像を装ったフェイクドキュメンタリーだったと言うオチ。
お笑いの人のフェイクドキュメンタリーは何かの番組中の1企画としては多いけども、番組1本90分をまるまる使い、番組解説からしてフェイクドキュメンタリーであることを隠しているものはわりと珍しい。
というわけで、元々は、”「匠」たちの技”のドキュメンタリーを観てみたくてこの番組を録画したものの、フタを開けて観たらフェイクドキュメンタリーをだったというのは嬉しい誤算。
※登場する砲丸職人さんとおろし金さんは多分本物。念の為。
今のところリピートも決まってないようだし、録画しといて良かった。
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