「炎の経営者 スペシャルカット版」はBSフジで明日3/4放送。
(http://www.bsfuji.tv/keieishasp/pub/index.html)
1986年に経済小説の第一人者・高杉良が発表し、「ビジネスマン必読のロングセラー」ともいわれる、伝説の経営者を描いた小説“炎の経営者”。この小説は、戦時中の大阪で小さな町工場を興した経営者が、“当たって砕けろ“の精神で情熱をもって行動し、日本が世界に誇る化学的な功績を残し“世界を変えた”という実話をもとにしている。
この小説を原作に作られたドラマをスペシャルカット版でお届け!
<あらすじ>
昭和19年。大阪の「オキタ合成化学工業」の社長・谷田部泰三(伊原剛志)は、工場内で研究や改良に明け暮れていた。谷田部の会社は、車や飛行機の塗料やビニールを作る為に必要な「無水フタル酸」や化学反応を起こし始めた物質の反応速度を早める「触媒」の研究・製造をおこなっている小さな企業。太平洋戦争の最中、思うように研究が進まなかったが“新しい触媒の研究を行いたい”という熱意に溢れた工場次長の浜野喜久麿(中村靖日)らとともにまい進していた。しかし、工場長・寺内良和(石丸謙二郎)が不在時、工場火災が発生し、浜野は命を落とす。谷田部や社員たちは亡き浜野の思いを胸に再建の道を探る。
昭和20年、太平洋戦争が終結し、日本に対し、GHQは、戦時中軍需工業に携わった企業に生産制限をおこない、ますます苦難の道へ。運転資金がまわらなくなった会社を救うため、谷田部は妻のさと子(戸田菜穂)に自宅を抵当に入れ借金したいと申し出る。さと子の了解を得て金策したものの、なかなか計画は進まなかった。しかし怯むことなく、社名を「日触化学工業」に変更、販売路線拡大の為に東京に営業所を出す。東京を任された山村基弘(渡辺大)や旧満鉄の中央試験所所長・都築正(大石吾朗)から紹介された、生意気で反骨心のある優秀な技術者、神崎三郎(内田滋)と佐久間滋(六角慎司)などが加わり、世界を驚かす研究を夢見る。
昭和25年。谷田部は、大手企業・大和製鉄に融資を申し出るべく、旧友の棋士・真田幸造(山口智充)に相談。社長・永田重男(柴俊夫)が乗っている列車に乗り込み、融資の直談判を行う…。
ということで、2017年の3月に地上波フジテレビで放送されたドラマ「炎の経営者」が”スペシャルカット版”で放送。
放送は明日2018.3/4 18:30~19:55 BSフジで。
原作:高杉良
脚本:赤松義正
監督:古波津陽
出演:伊原剛志、山口智充、戸田菜穂、渡辺大、中村靖日、六角慎司、内田滋、志賀廣太郎、山田明郷、寺十吾、モロ師岡、北見敏之、大石吾朗、石丸謙二郎、柴俊夫
このドラマのモデルとなった株式会社 日本触媒の公式サイトによれば、「※今回のドラマは、昨年のフジテレビ放送でカットされたシーンを追加・再編集したスペシャル版です。」とのこと。
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(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2018-02-26-1)