ミステリースペシャル「満願」はNHK総合で明日8/14から3夜連続放送。
(https://www.nhk.or.jp/dsp/mangan/)
米澤穂信のベストセラーミステリー短編集『満願』の中から、「万灯」「夜警」「満願」を3夜連続でドラマ化。
2014年のミステリー界で、史上初めて「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリー・ベスト10」「ミステリーが読みたい」のそれぞれで1位になり、3冠に輝いた『満願』。この中から短編3作品をドラマ化します。緻密な謎解きはもちろんの事、岐路に立たされた人間の葛藤、業などを精細に描きだすミステリードラマです。
主演 西島秀俊
第1夜「万灯」 業の闇に飲み込まれていくやり手商社マン
東南アジアでガス油田開発に携わる商社マン・伊丹は窮地に追い込まれていた。土地の買収が地元民の反対で頓挫していたのだ。そんな伊丹のもとに地元民から手紙が来る。地元民の中でも意見が分かれていて、長老達は金が欲しかったのだ。長老達は伊丹とそのライバル会社の森下の二人に反対派のリーダーを殺すことを要求する。
主演 安田顕
第2夜「夜警」 若い巡査の殉職の謎
柳岡の若い部下・川藤が刃傷沙汰になった夫婦ゲンカに巻き込まれ殉職する。夫から身を呈して妻を守った川藤の行動は、世間から賞賛されたが、柳岡は違和感を覚えていた。川藤に自己犠牲の精神など無かった、と。そういえば……あの日は朝からおかしな事が続いていた、事件当日交番近くの工事現場で不審な事故があったことを思い出す。
主演 高良健吾
最終夜「満願」 美しき下宿屋の女将が守りたかったもの
鵜川妙子が、殺人事件の裁判の控訴を取り下げる。弁護士の藤井は控訴を主張していたのに。妙子は、藤井が学生時代に世話になった下宿の女将であった。苦学生であった藤井が弁護士になれたのは、優しい妙子の支えがあったからである。しかし夫の借金のため家計は苦しく、ある日妙子は、返済を強要する金貸しを殺害した。いったい、なぜ?
ということで、米澤穂信原作の短編集「満願」から3作がドラマ化。
放送は明日2018.8/14~8/16 22:00~23:00 NHK総合で。
原作:米澤穂信「満願」
<第1夜>
脚本:大石哲也
演出:萩生田宏治
音楽:神前暁
出演:西島秀俊、近藤公園
<第2夜>
脚本:大石哲也
演出:榊英雄
音楽:神前暁
出演:安田顕、馬場徹、吉沢悠
<第3夜>
脚本・演出:熊切和嘉
音楽:ジム・オルーク
出演:高良健吾、市川実日子、寺島進
第3夜の脚本・演出は熊切和嘉。
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