「チェイサー」はWOWOWで明日10/1ハイビジョン放送。
(http://www.wowow.co.jp/pg/detail/021801001/index.php)
解説
韓国で500万人の観客を動員する大ヒットを記録。“チェイサー(追跡者)”という題は連続殺人鬼を追う主人公を意味するが、そんな主人公は元刑事なのに風俗店のデリヘルを経営するという複雑な人物像(佳作「美しき野獣」などの実力派キム・ユンソクが好演)。犯人同様モラルに欠けた人物だが、彼が追う連続殺人鬼はさらにモラルに欠け……。常識=モラルが意味をなさない彼岸で、登場人物たちがおりなす丁々発止の追跡戦から一瞬たりとも目が離せない緊張感満点の傑作。何と本作でデビューしたナ・ホンジン監督の才能に見惚れるしかない。
ストーリー
ソウルでデリヘル店を経営している元刑事ジュンホは、店で働く女の子たちが相次いで失踪したことに疑問を覚える。ある夜、失踪した女の子たちが最後に会ったのがいずれも同じ客であると気づくが、その夜もその客はジュンホの店で働くシングルマザー、ミジンを自宅に出張させていた。心配したジュンホはミジンのゆくえを追ううち、不審な男性ヨンミンを捕まえて警察に突き出すが、ヨンミンは既に大勢の女性を殺したと自供して……!?
ということで、劇場公開時には、飯田譲治、石井隆、岩井俊二、内田けんじ、大林宣彦、筧昌也、黒沢清、SABU、清水崇、瀬々敬久、中原俊、西川美和、樋口真嗣、若松孝二ほか、錚々たる顔ぶれの映画人がコメントを寄せていた韓国映画「チェイサー」が再びWOWOWに。
放送は明日2010.10/1 23:40〜25:50 WOWOWでハイビジョン放送。
今のところWOWOWでのリピートは予定されていないみたいだけども、スター・チャンネルでは10/16から11/22まで4回の字幕版ハイビジョン放送を予定。また、11/7〜はスター・チャンネル プラスで吹替版を放送。
<「チェイサー」予告編>
4月の放送の時にはあまり期待していなくて、「石井隆も薦めてるし一応録っとくかぁ」程度の気持ちでいきなり低レートのAVC録画をし始めちゃったんだけども、想像していた以上の出来の良さでHEモードにしちゃった事を大後悔。
監督のナ・ホンジンは、この作品がデビュー作だそうで、デビュー作ならではの勢いだけでなく、丸2時間完全に画面に釘付けにさせる演出力がとにかくスバラシイ。今度こそDRで録る!
なお、WOWOWでは「特集:韓国映画、才能の証明」として、「母なる証明」など韓国映画7作品を特集放送。
10/01 23:40 チェイサー
10/04 23:00 グッド・バッド・ウィアード
10/08 23:50 映画は映画だ
10/13 24:00 アバンチュールはパリで
10/15 25:30 アンティーク~西洋骨董洋菓子店~
10/18 23:00 グエムル 漢江の怪物
10/20 24:00 母なる証明
<関連>
・映画「チェイサー」公式サイト
(http://www.chaser-movie.com/)
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