ハイビジョン特集フロンティア「リミックス戦争!? ~著作権保護は誰のため?~」はBShiで明日4/17他に放送。
(http://www.nhk.or.jp/frontier/archives/20100417.html)
知的な創作活動が、時に莫大な富を生む現代社会。著作権保護をめぐって、いま世界各地でし烈な争いが展開している。音楽や映像から、科学技術まで、あらゆる利用権の独占を進める大企業。その一方、パソコンの発達と、インターネットの普及によって、さまざまなコンテンツをコピーし、共有する人々。著作権の保護とは一体誰のためにあるのか?デジタル時代に、文化をどう育てるのか?
これは、あるカナダ人映画監督が、末端ユーザーの目線で体当たり取材した、問題提起ドキュメンタリーである。番組では、日本の著作権専門家の見方もあわせて紹介する。
監督のブレット・ゲイラーは、1977年生まれの自称“インターネット世代のリミキサー”。ネット上に公開された様々な音楽やミュージックビデオを独自編集し、“リミックス”とよばれる斬新な映像を生み出す映像作家だ。自ら直面した「著作権の壁」に疑問を抱き、ドキュメンタリー制作を思い立つ。リミックス音楽が鳴り響くブラジルのスラム街から、大企業のロビイストたちがうごめくアメリカ連邦議会まで、世界を股にかけた取材の様子を、新しい映像手法で軽快に描く。
ということで、2008年にカナダで制作されたドキュメンタリー「RiP! リミックス宣言(RiP: A Remix Manifesto)」(の再編集版?)が放送される模様。
柳下毅一郎とか金子修介がブログなどでも話題にしていたドキュメンタリーなので、興味のある人も多いと思うんだけども、こんなNスペみたいなタイトルだと、気付かない人も多いんじゃ、、、。
放送は明日2010.4/17 20:00〜21:20 NHK BShiで。
リピートは4/24 朝11:30から。
<RiP! リミックス宣言 予告編>
※ハイビジョン特集フロンティア番組ページの番宣動画は音が大きいので注意。