ハイビジョン特集「妻へ 天国からのメッセージ~脚本家・野沢尚~」は、BShiで今夜6/30 20時から放送。
(http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/index.html)
番組内容は以下のとおり。
2004年6月27日、『眠れる森』、『青い鳥』など数々の名作で知られる脚本家・野沢尚が急逝した。44歳の若さだった。天才脚本家の壮絶な日々と、“夫婦の絆”を、ドキュメンタリーとドラマによって描く。
野沢は一切の妥協を許さない完璧主義によって、プロデューサーら関係者と衝突を繰り返した。苦悩する野沢にいつも寄り添い、励ましたのは妻・由紀子。二人はいわば“戦友”だった。やがて小説家としても成功をおさめ、すべてがうまくいっていた初夏の日、野沢は突然みずから命を絶った。由紀子は、あとを追って死のうとするが、わが子の寝顔を見て思いとどまる。そして由紀子は野沢尚の公式HPを設立した。本人に代わってブログを更新すると、“野沢尚”を知らない世代にも火がついて、韓国で“野沢尚ブーム”が起きるという奇跡を生んだ。由紀子は夫が脚本を担当した映画の上映会を開催したり、韓国へ出張して映像化の交渉をしたりと休む間もなく、しかし充実した日々を過ごすようになった。「野沢尚の作品を未来に届けることが、私に託された仕事だと思ってますから」。
番組は、妻へのインタビューを軸に再現ドラマをまじえながら、固い絆で結ばれた、“夫婦愛”を見つめる。
野沢尚が自殺してしまってからしばらくして、公式サイトに初めていった時には、まだ生きてて執筆活動をしているかのようなサイトで、「あれ?野沢尚って自殺しちゃったんじゃなかったっけ?」と戸惑った記憶が。
はたして今夜のHV特集は、そんな部分にも迫った番組となっているか。
野沢ドラマは、たぶん全作品中、半分くらいしか観ていないと思うけど、鶴橋康夫の演出でないとイマイチ脚本が生かしきれていない事が多いというか、逆に言えば、骨太な鶴橋演出には野沢クラスの脚本が無いと、ヘビーな演出が上滑りしちゃうというか。
これには反対意見のある人も多くいるだろうけど、やっぱり鶴橋康夫には野沢尚が欠かせなかったんだなぁと思った次第。
<17:06訂正>
テキスト編集中に発射しちゃったので文章を訂正。