三谷幸喜×劇団東京ヴォードヴィルショー「その場しのぎの男たち」はWOWOWライブで明日2/1放送。
(http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/104325/)
第48回紀伊國屋演劇賞団体賞受賞。三谷幸喜が最初に劇団に書き下ろした伝説の舞台を放送。佐藤B作、伊東四朗、そして三谷の丑年生まれ3人のタッグが際立つ傑作喜劇。
モチーフとなったのは、訪日中のロシア皇太子・ニコライが日本人の警察官に切りつけられた「大津事件」。1992年の初演当時、腹黒い政治家たちが暗躍する舞台を演じるには、三谷幸喜の劇団では“若すぎた”こともあって、東京ヴォードヴィルショーへ書き下ろされたという経緯を持つ。本作は劇団解散の危機を救い、その後、数々の名作の誕生へとつながった。
また40周年記念興行のラストとなる2015年には、座長・佐藤B作の大病からの全快を祝し、三谷幸喜が書き下ろす新作の公演も決定している。
<物語>
2013年、第48回紀伊國屋演劇賞の団体賞を受賞した佐藤B作率いる劇団東京ヴォードヴィルショー。旗揚げから40周年を迎えたことを記念し、1992年に三谷幸喜が同劇団のために書き下ろしたオリジナル作品を再演。明治時代の日本の政界を舞台とし、出演する佐藤B作、伊東四朗、そして脚本の三谷幸喜という、ともに“丑年生まれ”の男たちによるポリティカル・コメディだ。
<ストーリー>明治24年の滋賀県大津、訪日中のロシア皇太子が沿道を警備していた巡査に切りつけられた。組閣5日目の松方正義(佐渡稔)内閣そして国際社会へ仲間入りをしたばかりの日本にとってはまさに“青天の霹靂”と言える大ピンチ。治療中の皇太子へ謝罪に向かうも、治療中の皇太子への面会は叶わず門前払いに遭ってしまう。総理大臣をはじめ内閣の面々はなんとか善後策を講じようとするが、いずれも“その場しのぎ”のものばかり。“切れ者”と評される農商務大臣の陸奥宗光(佐藤B作)が協議に加わるも、提案はどこか的外れで五十歩百歩というありさま。駆けつけた元老・伊藤博文(伊東四朗)も、思わず「打つ手打つ手が面白いように外れていくね」ともらす。謝ることもできず、開き直れば開戦…という危機の中、事態は混迷の一途をたどる。明治政府の最大の危機に直面した松方総理とその仲間たちは、日本を救えるのか!?男たちの夜は更けていく。
ということで、昨年10/23・24に東京 本多劇場で収録された「その場しのぎの男たち」がWOWOWに。
放送は明日2014.2/1 21:00~23:25 WOWOWライブで。
作:三谷幸喜
演出:山田和也
出演:佐藤B作、佐渡稔、石井愃一、市川勇、山口良一、たかはし等、あめくみちこ、山本ふじこ、伊東四朗、角間進 他
なお、三谷幸喜関連番組としては、3/2 23:00から「大人番組リーグ2 三谷幸喜の本棚は宇宙だ!」を放送。
「その場しのぎ~」、95年と96年にNHKでやったやつを久しぶりに観たいんだけど、録画テープが物置に行っちゃってるんだよなぁ、、、。カビとか生えてないだろうか、、、。
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