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「時をかける少女」DVD-BOX全部観終わった
今夜の「BSアニメ夜話」にギリギリセーフで「時をかける少女」のDVD-BOXを全部観終わった。
薄めではあるけどノリの良いコメンタリーと、ちょっと濃いめのコメンタリーの2本に、ツボをきちんと押さえて編集されたドキュメントと、このBOXは、自分の中で考えている理想のDVDにかなり近いかも。
この中でも、特にDISK 3のコメンタリーがすごく楽しめた。
もう、収録時間3時間くらいになっちゃっても良いから、しゃべりたい事が有ったら本編止めたり、コマ送りにしてしゃべってくれれば良いのにとか思ったりして。
ドキュメントも「営業的にコンテンツ数を増やしたいだけじゃないのか?」と思ってしまうような、3分だの5分だのの細切れ映像特典満載のDVDなんかとは違って、ちゃんと編集でまとめられているのがいいですな。
今夜の「夜話」でも、出演者の好きなシーンが訊かれると思うけど、筒井康隆はどのシーンを選ぶのかちょっと気になる所。
これ、いわゆる感動的なシーンももちろん良いけども、セリフの言い回しだとか、リアクションが妙に印象に残っている作品で、
S#095-07の、時間の止まった渋谷の交差点のシーンで、静止した人の陰に隠れた千昭に話しをしていたら、思わぬ所から返事が聞えた真琴のリアクションの「あっ、もぅ〜、なに遊んでんの」というセリフ、の「あっ」の部分だとか、
S#108(作画は名倉画伯!)で、グラウンドで真琴がタイムリープ装置のクルミを千昭に見せた後の「お前、どこから来たの?」「未来から」というやり取りの、ぶっきらぼうな感じの真琴の芝居だとかが、妙に印象に残ってるなぁ。
ちなみに、次の「BSアニメ夜話」では「カウボーイビバップ」が取り上げられるとの事。
↓ロトさんによる細田守9時間インタビューが掲載されている模様。

フリースタイル vol.7 特集 細田守―特集 細田守-『時をかける少女』を作った男
- 作者:
- 出版社/メーカー: フリースタイル
- 発売日: 2007/06/30
- メディア: 単行本
「ヨーヨーの猫つまみ」が日テレプラスで再放送されるようだ・・けど
8月に、「ヨーヨーの猫つまみ」が日テレプラスで再放送されるようだ。
(http://www.nitteleplus.com/index.html)
おぉ! と思ったけど、、。
「わちふぃーるど」のBBSでは4/20の段階でアナウンスの書き込みがあった様で、その後のレスでは、「VTRが散逸していて、全130話中、今回かき集められたのは25話分だけ」との書き込みが、、、。(http://www.wachi.co.jp/dayannet/msg_board.cgi)
まじかよ。
自分も、本放送を録画していたものの、録画テープのリストには最初の40話分以降の記録がない。
なんで40話でやめたのかは記憶にないけども、たぶん他局で他の番組が始まったか何かでそれ以降の録画はあきらめたんだろうなぁ。
そういう事情を知ってしまうと、ちょっと後悔、、、。
さあ、「アニメ夜話」だ。
「BSアニメ夜話」は今夜から – 第1夜「母をたずねて三千里」
「BSアニメ夜話」はNHK-BS2で今夜24時から。
6月26日(火)前0:00〜0:55 (25日深夜)
第1夜 母をたずねて三千里
今夜の「三千里」は小田部さんが来るようなので、マルコを描いてくれる事を期待。
こんなの観ちゃったら、また全話通しで観たくなっちゃうかなぁ。
「バケツに三杯」泣かせる脚本と演出が良いのは言うまでもないけども、とにかく「三千里」は、オープニングとレイアウト、そして美術が素晴しくて、その中でも、いちばんのお気に入りというか、印象に残っているカットがこれ。↓ (#26「草原へ」より)
TVシリーズ作品としては珍しい大胆な引きの画で、朝日が昇る中、大草原をゆくペッピーノ一座の馬車を眺めたカット。
このカットは、朝日が昇り切る直前の画と、朝日が昇り切って長い影がのびた画↑をOLしていて、そこらへんの描写もまた素晴しい。
このカットだけでなく、こいつらは、なんだかすごい所を旅してまわってるんだなぁというのが良く表現されていて、全話レイアウトを担当した宮崎駿の天才っぷりを思い知らされることうけあい。
で、明日からのラインナップは以下のとおり。
「時かけ」は本編観たばっかだから、夜話も楽しめそう。
あと、「おにいさまへ・・・」も夜話で取り上げてくれないかなぁ。
6月27日(水)前0:00〜0:55 (26日深夜)
第2夜 装甲騎兵ボトムズ
6月28日(木)前0:00〜0:55 (27日深夜)
第3夜 時をかける少女
6月29日(金)前0:00〜0:55 (28日深夜)
番外編 精霊の守り人

ニュータイプ イラストレイテッド・コレクション 母をたずねて三千里
- 作者:
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1991/03
- メディア: 大型本