ノンフィクションW「さらば愛する日本よ~密着・押井守の世界挑戦800日~」はWOWOWプライムで明日2/28放送。
(http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/103199/)
アニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督が、実写映画で国際共同製作に挑戦。世界を席巻した名監督が目指す新しい世界とは。
アニメーション映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』で、アメリカ「ビルボード」誌セル・ビデオ部門で売り上げ1位を記録するなど、世界を席巻してきた映画監督・押井守。そんな彼の作品、『GARM WARS The Last Druid』が2014年の東京国際映画祭で特別招待作品として上映された。ある星の部族間で繰り広げられる戦いを描いたもので、実写とCGを融合させた大スペクタクルSF作品だ。
この作品が完成するまでの道のりは決して平たんではなかった。1997年に一度企画が凍結され、再始動できたのは2012年。ハリウッド映画製作等で活用されているカナダ政府による補助金制度を利用した映画製作に取り組むが、想像を超えた制約が大きく、プロジェクトは数々のトラブルに直面する。番組では2012年10月から押井をはじめ、今回初めて海外での実写の映画に挑戦することになり、さまざまな障害に直面するプロダクション・アイジー社長・石川光久らが参加する製作委員会の奮闘にも特別に密着取材。
なぜ押井があえて海外への進出を図るのか?海外での映画製作に取り組み、日本と異なる製作スタイルとの調整を行ないながら、自分の求める映画を追求する彼の挑戦を追う。
<内容>
1997年、押井守により1本の映像作品が企画された。『G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR』。だが、巨額の製作費が想定された為、製作が封印されてしまう。それから15年の時を経た2012年、カナダ政府の補助金制度を利用し製作を開始。この制度には、カナダで製作するという条件が付いている。よって、日本にとって「才能の輸出」であり作品の「逆輸入」となる。
日本からは押井のほか7名のスタッフが同行した。残りのスタッフは現地の人間だ。ゆえに作品作りへの考え方の違いがあり、経験度合いも未知数。現場で急にロケーションの日数の短縮を要望する現地プロデューサーに、押井が調整に苦慮するひとコマも。時には撮影が止まるなど紆余曲折を経たものの、それでも押井は「映画というのは、その土地に根差している。文化の違いに大きく影響を受ける。現地のスタッフになじんで撮る必要がある」と語る。
ということで、ノンフィクションWが押井守のドキュメンタリーを。
放送は明日2015.2/28 13:00~14:15 WOWOWプライムで。
現在予定されているリピート放送は、3/2 25:00~、3/22 08:00。
<『GARM WARS The Last Druid』 Trailer>
劇場版「TNGパトレイバー」はスタチャンがやってるので、WOWOWは「GARM」って事かな?
なお、WOWOWプライムではノンフィクションWに続いて下記の押井監督4作品を連続放送。
2/28 14:15~ アヴァロン
2/28 16:15~ GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
2/28 17:45~ イノセンス
2/28 19:30~ スカイ・クロラ The Sky Crawlers
<訂正:初出時、番組終了時刻に間違いがありましたのでお詫びして訂正いたします。>
このほか、3月の気になる番組はこちら↓
・2015年3月の地上波とBSデジタルの気になる番組をチェック
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2015-02-26-1)
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