山田太一劇場「キルトの家」はBS/CS日本映画専門チャンネルで明日2/20から2週連続放送。
（http://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10006318.html）
都会の「団地」に取り残された孤独な老人たちと、安住の地を求め「団地」に逃れてきた若夫婦とが、時に意地を張り合い、時に本音をぶつけ合いながら、ささやかだが固い絆を築いていく姿をユーモアとペーソス豊かに描いた山田太一作による人間ドラマ。
【前編】団地に越して来た若夫婦の空（三浦）とレモン（杏）は、妙な老人・勝也（山崎）と知り合い、キルトの家に案内される。そこは自立した余生を過ごしたいと願う高齢者の集まりで、２人は一枝（松坂）から仲間に入らないかと誘われる。
【後編】レモン（杏）が家に帰って来ないことに動揺した空（三浦）は、勝也（山崎）の部屋を訪ねて大騒ぎをする。勝也から大人気ない前夜の振る舞いを責められた空は、東北にいて3月の震災に遭遇したことを思わず話してしまうが…。
ということで、2012年1月にNHKで放送された「キルトの家」が日専に。
前編の放送は明日2016.2/20 20：00～21：30 BS/CS日本映画専門チャンネルで。
現在予定されている前編のリピート放送は、2/21 06：30～、2/28 25：05～。
脚本：山田太一
演出：本木一博
出演：山崎努、杏、三浦貴大、松坂慶子、余貴美子
後編の放送は来週2/27 20：00から。（再：2/28 06：30～、2/28 26：30～）
この作品、本放送の時は前編で速報テロップが出ちゃってたので、これはありがたい。BS/CS初放送じゃないかと思ったんだけど、マークが無いという事は違うのかな？
それにしても、「早春スケッチブック」の翌週に「キルトの家」を持ってくるあたり、日専、狙ってるなぁ（笑） 山崎努がこちらを指さして登場するシーンなんか、まさに「早春スケッチブック」の沢田ふたたびという感じ。
なお、この「山田太一劇場」3/5からは、岸惠子、笠智衆、佐藤慶の「夕暮れて」がスタート。前回の放送は2006年だったと思うので、日専では10年ぶりですな。
そして、4月には2009年のフジテレビ連ドラ、仲間由紀恵、加瀬亮の「ありふれた奇跡」がスタートするとのこと。
その他、山田太一関連では、CSホームドラマチャンネルで月曜24：15～「二人の世界」を2話連続放送中。※3/14から「たんとんとん」がスタート。
「夕暮れて」の後は「友だち」が来るかと予想してたけど外れた。
日専はフジテレビ作品もやってくれているので、80年代以降にフジテレビで放送された山田作品を拾ってみたところ、「早春～」のほかに下記の作品がある様なんだけど、できればこの辺の旧作もやっていただきたいところ。
・真夜中の匂い
★時にはいっしょに
・1987年の大晦日 『マニゴン・バゴン・タオン』
・なつかしい春が来た
★春までの祭
・秋の駅
★大丈夫です、友よ
・旅立つ人と
・この冬の恋
・やがて来る日のために
・星ひとつの夜
「★」はフジテレビ721、フジテレビTWOで放送されていることを確認済み。※「時にはいっしょに」は超解像
フジテレビTWOの方は旧作をやる気ないみたいだし、やっても超解像とか言って天地トリミングしやがるので使い物にならん。
このほか、2月の気になる番組はこちら↓
・2016年02月の地上波とBSデジタルの気になる番組をチェック
（http://catalina.blog.ss-blog.jp/2016-01-25）
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