3ヶ月連続企画 いま、映画作家たちは。 濱口竜介の場合「ハッピーアワー」「親密さ」「PASSION」はBS/CS日本映画専門チャンネルで明日1/22から3夜連続放送
(http://www.nihon-eiga.com/osusume/eigasakka2017/)
「ハッピーアワー」(2015)TV初/未ソフト化
ワークショップで見出された、演技経験のない4人の女性たちが2015年のロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し、世界的にも大きな話題となった一作。濱口竜介監督の5時間を超える超大作。30代後半のどこにでもいる普通の女性たち4人が、それぞれの家庭や仕事、人間関係の中で不安や悩みを抱えつつ生きていく様を、緊張感あふれるドラマとして見事に表現している。ロカルノでは脚本スペシャル・メンションも受賞。ほかにフランスのナント三大陸映画祭「銀の気球賞」(準グランプリ)と観客賞を受賞した。バツイチの看護師あかり(田中)、中学生の母の桜子(菊池)、仕事も夫婦関係も順調そうな芙美(三原)、夫と二人暮らしの純(川村)は、境遇は違えど固い友情を育んでいたが、ある秘密が各々に波紋を投げかける。
「親密さ」(2012)TV初/未ソフト化
『親密さ』という舞台の本番までを追う前半と、実際の公演の後半の二部構成で、虚実を交錯させ映す。映画の枠組みに揺さぶりをかける濱口竜介が監督する映画パートと、彼の講義を受けた生徒の手による演劇パートが独立しつつ呼応し、様々な思索へと導いていく。『親密さ』の上演を間近に控える令子(平野)は、同棲する恋人でもある良平(佐藤)と演出を手掛けていたが、稽古場や私生活で数々のハプニングに見舞われる中で、二人の関係にも変化が生じていく。
「PASSION」(2008)TV初
本音と建前が入り混じる膨大な量の台詞、独特のリズムを生むカッティングなど、その後の濱口監督を特徴づける稀有な才能が早くも炸裂した1本。30歳を目前にした大学時代の同級生数人が久々に集まる。あるカップルはその席上で結婚を発表するが、期せずして男の過去の浮気が発覚。浮気相手はその場にいた別の男とも関係を持っていたことがわかり…。人生の転機を迎えた6人の男女の人間関係の深みをあぶりだす。濱口竜介の名を世界に知らしめた記念碑的作品。
ということで、日専が3人の若手映画作家たちを特集する3ヶ月連続企画「いま、映画作家たちは。」がスタート。
初月の今回は「濱口竜介の場合」と題し、濱口竜介監督の3作品を放送。
放送は明日2017.1/22から BS/CS日本映画専門チャンネルで。
1/22 23:30~05:10 ハッピーアワー(本編328分)[再:1/30]
1/23 23:30~04:00 親密さ(本編260分)
1/24 23:30~25:40 PASSION(本編119分)
・ハッピーアワー(2015)
監督:濱口竜介
脚本:はたのこうぼう(濱口竜介、野原位、高橋知由)
出演:田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら
・親密さ(2012)
監督・脚本:濱口竜介
出演:平野鈴、佐藤亮、伊藤綾子、田山幹雄、手塚加奈子
・PASSION(2008)
監督・脚本:濱口竜介
出演:河井青葉、岡本竜汰、占部房子、岡部尚、渋川清彦
<【日本映画専門CH】3ヶ月連続特集『いま、映画作家たちは。』プロモ>
なお、来月2月は深田晃司監督特集で下記の4作品を。2/12から23:00~。
・さようなら(2015)TV初
・歓待1.1(2013)TV初
・いなべ(2013)TV初
・舞台 ニッポン・サポート・センター(2016)TV初
最終月の3月は三宅唱監督特集で、下記2作品を放送。3/12から23:00~。
・Playback(2012)TV初/未ソフト化
・やくたたず(2010)TV初/未ソフト化
このほか、12・01月の気になる番組はこちら↓
・2016年12月下旬~2017年01月の地上波とBSデジタルの気になる番組をチェック
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2016-12-17-2)
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