瀬戸内海の浅い水深でテンガイハタが捕獲された模様。
瀬戸内海で深海魚捕獲 浅い水深にテンガイハタ 「底入り潮」影響か 周防大島町沖
(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070825/20070825_001.shtml)
鑑定した県水産研究センターによると、同町安下庄の漁業河村等さんが8日朝、同町沖家室島の南約2.5キロの瀬戸内海で操業中、海底付近の水深約60メートルで網にかかったという。尾の先が切れていたが、体長は90センチ以上あったとみられる。重さは659グラム。
瀬戸内海では、大分県・別府湾や大阪湾などで捕獲記録があるが、県内での捕獲は初めて。同センターの内田喜隆専門研究員は、太平洋の深海水が豊後水道に流れ込む「底入り潮」が、この夏も発生したことに触れ「この流れに乗って瀬戸内海に入ってきた可能性もある」と話した。
テンガイハタはタチウオやリュウグウノツカイの仲間で、こんなやつ↓。
(国立科学博物館魚類研究室:UODASより)