連夜鑑賞中の「おにいさまへ・・・」。
昨夜で第11話「楡の木にて・・・」まで観た。
う〜ん、自分としてはけっこうハイペースかも。
今回はアニメと平行して、原作の対応している部分も読みなおしているけども、やっぱり何度読んでも自分には敷居が高くて、なかなか大変。
何が大変なのかというと、シリアスな場面でも容赦なく描かれるギャグ顔。
これは池田理代子に限らず、少女マンガでは極普通の表現ではあるものの、これを抵抗なく読めるには至っていないようで、まだまだ修業が足りないのを実感、、、。
少女マンガ好きな女の人には、「シリアスな場面に出てくるギャグ顔って抵抗無い?」という事を訊いてみたりするけども、決まって「気にならない」とか、「言われて気がついた」という返事で、自分みたいに、少年マンガがメインで、少女マンガは姉のを時々借りて読んでいたという程度の読み方では、越えられない壁なのかなぁとも思ったり。
コレさえ越えられれば、もっと少女マンガを楽しめるのに、残念。
ま、それはそれとして、相変わらずマリ子が良い。
試しにマリ子に共感して、マリ子の立ち位置で物語を観ていると、奈々子比で3割り増しくらい面白くなるって事に気がついたのが今回の収穫かも。
DVDのブックレットのインタビューの中で、出崎は「衛星放送だから何をやっても良い」と言われていたという発言をしていたけども、未成年者の飲酒、喫煙、何かといえば薬をボリボリ食べる女と、ホントやりたい放題で素晴しい。
いまだったら「NANA」みたいに、色んなところから色んな事言われまくるのかなぁ、、、(笑)