特集「映像の魔術師・鶴橋康夫監督テレビドラマ傑作選」はBS/CS日本映画専門チャンネル・時代劇専門チャンネルで明日5/19深夜放送。
 ・さんまの『おれは裸だ』(https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10007680_0001.html
 ・愛の世界 暴かれたプライバシー(https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10007681_0001.html
 ・刑事たちの夏(https://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10007682_0001.html

<さんまの『おれは裸だ』>

児童施設で育ったサラリーマンが、巨大スーパー建設予定地に家を買ったばかりに大騒動に巻き込まれる。画廊の営業マン・大和菊夫(明石家さんま)は、念願のマイホームを30年ローンで買ったばかり。妻・洋子(黒木瞳)と毎月13万円のローンに追われていた。その菊夫がひょんなことから親しくなった、保険外交員の華子(浅丘ルリ子)と浮気中、泊まっていたホテルで火災が起きた。急いで逃げ出す菊夫だが、成田空港で受け取ったばかりの1500万円の人形の焼き物を壊してしまった。一方、洋子は家計が楽になるように、部屋を借りたいという老人・秋山(佐藤慶)と契約した。秋山のことは気に入らないが、1500万円の借金を抱え、会社もクビになった菊夫はしぶしぶ部屋を貸すことに同意する。ところがこの秋山は莫大な借金に追われる身だった。



<愛の世界 暴かれたプライバシー>

第6回芸術作品賞、ギャラクシー優秀賞ほか多くの賞に輝く、大竹しのぶ主演作品。実際にアメリカで起こった事件を日本におきかえて現代のマスコミが抱える問題を描く。新聞社の社会部記者として働く江上尋子。特ダネ探しに焦り、疲れ切った尋子は、切り札として握っていたひとりの少女の悲惨な体験を「都会の孤独」という連載企画に書く。「この愛の世界」は記者クラブ連盟賞を受け賞賛される。が、この記事がでっちあげではないかとの疑いを持たれるようになる。



<刑事たちの夏>

1999年日本民間放送連盟賞最優秀賞、第37回ギャラクシー賞大賞などに輝く名ドラマ。原作は久間十義の同名警察小説。ある大蔵官僚が墜落死した。自殺か、他殺か──。緊急招集された捜査一課の松浦はいち早く他殺を示唆する状況証拠をつかんだ。しかし、突如その死は自殺と断定され、捜査は中止となった。

官邸を巻き込む汚職事件を、正義感に燃える刑事が命賭けで追及する。

ということで、映画「のみとり侍」公開連動企画として、鶴橋康夫演出テレビドラマが3作連続放送。


放送は明日2018.5/19 24:00~30:00 BS/CS日本映画専門チャンネルで。
※5/19の初回放送は同時刻に時代劇専門チャンネルでも放送。

5/19 24:00~26:10 さんまの「おれは裸だ」(再:5/31、6/19)
5/19 26:20~28:05 愛の世界 暴かれたプライバシー(再:5/31、6/12)
5/19 28:15~30:00 刑事たちの夏(再:5/31、6/19)

<さんまの「おれは裸だ」>(1988年:TV長編)
 脚本:池端俊策
 監督:鶴橋康夫
 出演:明石家さんま、浅丘ルリ子、竹下景子、奥田瑛二、佐藤慶、黒木瞳、中村嘉葎雄

<愛の世界 暴かれたプライバシー>(1990年:TV長編)
 脚本:野沢尚
 監督:鶴橋康夫
 出演:大竹しのぶ、役所広司、小林稔侍、森本レオ、ベンガル、岸部一徳、二木てるみ

<刑事たちの夏>(1999年:TV長編)
 原作:久間十義「刑事たちの夏」より
 脚本:吉田剛
 監督:鶴橋康夫
 出演:役所広司、大竹しのぶ、真田広之、山本未來、古尾谷雅人、黒田福美、阿藤海、塩見三省



ちなみに、この番組は特集「映画のみとり侍 24時間まるごと公開連動企画」の中での特集。
https://www.nihon-eiga.com/osusume/nomitorizamurai/
鶴橋康夫関連では下記の様な番組が。
5/19 23:00~「鶴橋康夫監督×寺島しのぶ×杉田成道 特別鼎談番組 5.18映画『のみとり侍』公開連動番組」
5/20 21:00~「後妻業の女」本編前後には、鶴橋康夫監督・大竹しのぶインタビューを放送するとのこと。

そのほかWOWOWプライムでは5/18 26:00~28:15 WOWOWシネマが鶴橋監督の映画「愛の流刑地」を放送。



鶴橋康夫作品、1990年代の野沢尚脚本作はCSでもいくつか放送されたこともあったけど、最近は全然やってくれないなぁ。

このほか、2018年5月の気になる番組はこちら↓
・2018年5月の地上波とBSデジタルの気になる番組をチェック
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2018-04-25-1