「<FNSドキュメンタリー大賞>生きるよすがを求めて~映画監督 村川透のふるさと納税~<フジバラナイト FRI>」はフジテレビで明日9/28深夜放送。
https://www.fujitv.co.jp/fnsaward/index.html

村山市出身の映画監督・村川透は4年前、生家を改装した小さなホールを市民に開放した。“ふるさと納税”とも言うべき故郷への恩返しには、一つの哲学があった。



「人が集まると何かが生まれてくる」-。2017年、数々のアクション作品を手掛けた映画監督の村川透(81)が山形へ居を移した。ふるさとの村山市は全国の地方都市同様に元気を無くしている。田舎のために何もしてこなかったという後悔があったためだ。実は村川は4年前、音楽家の兄とともに震災で損壊した生家を私設ホール「アクトザールM.」に改装し市民に開放していた。そこでは自身の人脈で奏者を招いたジャズ演奏会や、全国からファンが駆けつける村川作品の上映会、そして住民が企画するうたごえ合唱会などが開かれている。どの催しも参加者を楽しませようと趣向を凝らしているが、村川は運営に積極的に関わろうとしない。そこには村川なりのホール運営に関する哲学があり、それこそが「ふるさとに本当に贈りたいもの」だから。ただ実際の運営は発展途上。地域活性化には世代を超えた交流が欠かせないが、参加者は高齢者が多い。さらに資金面の課題もあり光熱費や税金などの維持費は全て村川が負担している。建物そのものと運営哲学をいかに次の世代に引き継いでいくのか。村川はその恩返しに道筋を付け、それを見届けようとしている。大好きなふるさとが再び元気を取り戻すと信じて。「人生100年時代」とも言われる今、「自分らしい最期とは何か」と多くの人が答えを探している。番組では村川の一風変わったふるさとへの恩返しを通し人生のよりどころを持つ大切さを考える。

ということで、山形・さくらんぼテレビが制作の「FNSドキュメンタリー大賞」参加作がフジテレビで放送に。


放送は明日2018.9/28 27:50~28:45 フジテレビで。

ナレーション:田中秀幸



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