2008年末から便利に使い続けているBUFFALOのネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANが壊れたので、修理にチャレンジしてみた。
まず、今回は何段階か症状が進んでいく壊れ方になっていて、把握・記憶しているのは下記の様に進行していく症状だった。
1.ムービー再生時にコマ落ちが目立つようになった。(戻して同じ箇所を再生すると問題なし)
2.以前は再生出来ていたはずのHD解像度のムービーファイルが、サーチや数字キーによるジャンプなどをすると強制リセットされるようになった。
3.上記HDムービーをリストから選んだ途端に強制リセットとなり、まったく再生出来なくなった。※この時SD解像度のムービーは再生出来た。
4.SD解像度のムービーも選んだ途端に強制リセットとなった。
5.トップメニュー>マイフォルダー>お気に入りなど、メニュー操作だけでも強制リセットされるようになった。
6.電源ボタンを押しても、一瞬画面にピンク色のノイズが走り、メニューすら表示できなくなった。
ということでご臨終。
BUFFALOの新モデルや、他社製のメディアプレーヤも数千円〜1万円台で選べるような状態なので、当然買い換えも考えたんだけども、基本的にムービーは自家製しか再生しないのでいろんなフォーマットに対応している必要があまり無いこと(とはいえflvが観れると嬉しいけど)や、数字キーによるジャンプ(1時間番組で「5」キーを押すと、50%の30分地点にジャンプする)などの機能が便利なので、直して使えるものなら使いたいところ。
そこでネット検索をすると、急に電源が入らなくなったと言った症状が多く報告されていて、電源基板の電解コンデンサーがNGなケースが多い様な感じ。
それならば比較的修理は容易だと思ったので、「直らなかったら買い換え」という感覚で修理を試してみることにした。
↓ご臨終したLT-H90LAN。
↓ケースを開けて、電源から延びている赤丸のコネクタを外す。
↓こちらのコネクタも外す。
↓電源基板を固定しているネジを外す。
↓今回の犯人。電解コンデンサー2個がポッコリ膨らんどります。
↓電源基板ウラ。
↓問題の電解コンデンサーの真裏のはんだを溶かして電解コンデンサーを外す。(ウチの半田ごては温度が低くてちょっと苦労)
↓あらかじめ通販で買っておいた、同じ容量の電解コンデンサー。(2個で400円+送料160円)
↓交換できたー。
↓直ったーっ♪
電解コンデンサー交換後、状態確認の意味も含め1カ月ほど毎晩数時間のムービー再生をしているけども、今のところ目立った不具合は確認されず、完全に治ったと判断して良い感じ。
使い始めてからもうすぐ4年と、この手の製品にしては長く使えているモデルで、出来ればもうしばらくこれで行きたいなぁとは思ってるけども、まぁ、次に壊れたらいい加減買い換えることにしよう。
<関連>
・録画地獄:LT-H90LAN他がDVD-ISOのメニュー表示に対応–BUFFALO LinkTheater
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-02-05)
・録画地獄:ネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANが届いた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-16-2)
・録画地獄:ネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANを注文してみた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-15)