そろそろ新機種も出そうなタイミングになっちゃったけども、Panasonic スマートディーガ/DIGA DMR-BZT720を1カ月ほど使ってみたので、感想をメモ。

BZT720.JPG

まぁ、基本的な部分ではこれまで使っていたDMR-BW700やDMR-BWT1000と共通なので、主にDMR-BWT1000と比べてどうかとか、新機能がどうかという部分を、買う前から分かっていた点も含め箇条書き。


<不満な点>

◎同時AVC/スカパー!HD録画時、ユーザが再生・編集・ダビングなどの操作を行ったとき、有無を言わさずDRモード録画に切り替えられてしまう
 ・これは異論もあるだろうけど、「ユーザ操作によって」一部または全部の録画がDRに切り替えとなるなら、「いま再生をすると「○○」がDRになるけどどうするか?」というダイアログを出してユーザの同意を求めて欲しい。
 BWT1000の様な2番組録画機種では「今いじるとDRになるな」というのが把握しやすかったけども、スカパー!HDも合わせ4番組となると、どの状態で操作をするとDRになるのかが分かりにくくて、ウッカリ追いかけ再生を始めちゃったら、いちばん尺の長い番組がDRになっちゃってHDD残量がピンチ!なんて事も、、、そして、AVC変換待ちが増えて仕方ない。


◎BD-Rなど光学ディスクが入った状態でないと、録画番組のファイルサイズが分からない
 ・BW700の時から変わらずだけども、本体が無理ならディモーラででも録画番組のファイルサイズが一覧で見られると便利なのになぁ、、、。


◎「画面表示」で、録画モードが表示されなくなった
 ・BWT1000までは「HE」「DR」など録画モードがOSDにも表示されていたけども、後変換なんかもあって紛らわしいからか、表示が無くなっていた。


◎S入力端子が無くなった。
 ・せっかく外部入力ソースのAVC録画が出来るようになったのに、コンポジット入力のみとは勿体ない。


◎ムーブバック「開始」までにかなり時間がかかる。
 ・容量一杯まで20番組ほどを焼いた1層BD-REの番組全てをムーブバックさせようとすると、30分近くかかってチェックを行ってからやっとムーブバックがスタートされる。
 まぁ、それほど多用する訳じゃないし、ウチではこれまで出来なかったことが出来る様になったのは良いことなんだけども、、、。


◎フロントパネル開閉時にきしみ音が出る
 ・BWT1000もそうだけど、BDドライブトレイ開閉時に化粧パネルのヒンジがこすれ、キーキーときしむ音が、、、。ドライファストルブとかシリコンスプレーで対処できそうだけども、一旦レコーダをラックから引き出さないとスプレーしづらいので、とりあえずそのまま使用中。


◎WOWOWを録画時、番組頭が飛ぶことがある。
 ・現在のWOWOWでは、前番組尻の「NEXT PROGRAM ○○」というテロップがフェードアウトし、WOWOWシネマ他のCGロゴが出るけども、この「NEXT〜」のフェードアウトと、CGロゴ頭が大きくコマ落ちすることが。
 当然、映画の本編には影響しないし、今のところWOWOWの番組頭以外では現象を確認していないけども、この機種にする前には問題なかったので、ちょっと気になるところ。
 5.1ch→ステレオ等、前番組から音声フォーマットに変化がある時に起こりやすい様な気もするんだけども、分配機を挟んだりしてアンテナ経路の環境も変わってるので、今のところ原因は特定できず。



<良くなった点>

◎録画中でもBDへのダビングが出来るようになった。
 ・4番組同時録画ともなると、常に何か録っているという状態もザラで、HDD残量に余裕がないと大変なことになるので、これはもう大助かり。


◎ムーブバックが出来る様になった。
 ・ムーブ開始までのチェックの長さは不満だけども、まぁこれまで出来なかったので便利は便利。


◎録画中にオートチャプターが打たれるようになった
 ・BWT1000では録画が終了するまでオートチャプターが打たれなかったけども、録画中にも一定時間ごと(?)にオートチャプターが打たれる様になり、追いかけ再生中でもCM入り/抜けのチャプターマーク修正などが出来るようになったのが便利。


と、不満な点は、実際に使わないと分からないとか、ダウンロードできる取説でも「どうなったか」を気にしていないと分からない部分が大半ですな。良くなった点はカタログスペックでも分かる部分だけど。
まぁでも不満はいくつか有るけども、購入価格5万円以下という値段から考えると、概ね満足。



あと、ついでにブルーレイ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のロードタイムをメモ。

トレイが出た状態でリモコンのトレイ閉ボタンを押した瞬間から、スターチャイルドのフライングロゴの1コマ目表示までをビデオカメラ撮りし、タイムを計測。

Panasonic DMR-BWT1000・・49秒
Panasonic DMR-BZT720 ・・52秒
Panasonic DMR-BW700・・・81秒
SONY BDZ-RX50・・・・・・82秒

※全機種とも録画など同時動作の無い状態でブルーレイ再生のみをさせた。
※全機種2回計測しタイムに差が無いことを確認。
※BW700は光学ドライブを相当酷使していて、DVDのリードエラーが出る事も多いので、本来の性能よりも遅くなっている可能性もあり。

プレステ3がぶっ壊れ中なのでウチでは計測できなかったけど、YouTubeにアップされているPS3(モデル不明)の「エヴァ破」ロードの動画を見ると、「XMBから」フライングロゴまで30秒くらいで行ってるみたい。
ディスクを飲み込むところから比べても、やっぱPS3が速そうだなぁ。


<関連>
・Panasonic スマートディーガ/DIGA DMR-BZT720を買ってみた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2012-04-26-2
・パナソニック DMR-BWT1000を買ってみた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-07-14-3
・ソニー「BDZ-RX50」を10日ほど使ってみた感想メモ
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-11-17
・スカパーHD!のレンタルチューナーが届いた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-11-08
・スカパー!HD録画用に、ソニー BDZ-RX50を買ってみた
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-11-05-2
・スカパー!HD DVR「Panasonic TZ-WR320P」を2週間ほど使ってみたメモ
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-12-07-3
・スカパー!HD DVR「Panasonic TZ-WR320P」が届いたー♪
 (http://catalina.blog.ss-blog.jp/2010-11-25-3
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