映画「アレクセイと泉」は、CSヒストリーチャンネルで明日3/17放送。
http://www.historychannel.co.jp/detail.php?p_id=00381

舞台となる(泉)は、1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発(旧ソ連・現ウクライナ共和国)の爆発事故で被災した、ベラルーシ共和国東南部にある小さな村にある。この村の学校跡からも、畑からも、森からも、採集されるキノコからも放射能が検出されるが、不思議なことに、この(泉)からは検出されない。「なぜって?それは百年前の水だからさ」と、村人たちは自慢そうに答える。

 この百年、人間は何の豊かさを求めてきたのだろう。≪水の惑星=地球≫の強い意志のようにこんこんと湧く(泉)は、私たちに”本当の豊かさとは何か”を静謐に語りかける。

ということで、2002年の映画「アレクセイと泉」が。
去年4月にも放送が予定されていたけども、福島第一原発事故の影響を考慮してか、差し替えとなっていた1作ですな。


放送は明日2012.3/17 23:00〜25:00 CSヒストリーチャンネルで。

現在予定されているリピート放送は、下記のスケジュールで。
3/20 10:00〜
3/25 16:00〜


<「アレクセイと泉」予告編>

なんか、あらためて予告をみると、今にも「地下500メルテから汲み上げた〜云々」というワードが出てきそうな雰囲気が、、、。



なお、ヒストリーチャンネルでは、「原発事故後の世界」という特集で、今夜3/16 20:00〜21:00に「NHKスペシャル 汚された大地で チェルノブイリ20年後の真実」(2006年)を放送。(再:3/17 25:00〜、3/20 09:00〜、3/25 15:00〜)

こっちのドキュメンタリーは、10年、20年後の日本の姿だと思うとなかなかヘビーな感じ。

周辺住民の何パーセントがガンになってるとか、生まれてきた何パーセントの子どもに奇形や重い病気を抱えているとかって話はよく聞くけども、ドキュメンタリー番組レベルだと、被ばくによって病気になったと考えられている人たちが、事故当時、本人が(生まれる前なら親が)どこにいつまで住んでいて、かつ、どんなものを食べていたかって事なんかが番組上では明確にされていないことが多いから、あまり参考にはならなかったり、、、。

まぁ、具体的な確率分布だとかの詳細は論文レベルの話だろうから、知りたきゃそういうのを探してみてくれって事なんだろうけど。



ちなみに、「アレクセイと泉」と「ナージャの村」の単品版DVDはどちらもプレミアがついちゃってる感じになったりしてるけども、この2作をセットにしたカップリングDVDが発売中なので、これから買おうと思っている人はこちらが良いかも。
本橋成一ツインパック[Amazon] 税込定価5,670円

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