向田邦子ドラマスペシャル「蛇蠍のごとく」はテレビ東京で明日3/14夜放送。
(http://www.tv-tokyo.co.jp/dakatu/index.html)
主演・市村正親。男が誰でも自分の中に飼っている一匹の“虫”を巡り、娘の不倫相手との対立を軸に、父と娘…夫と妻…それらの矛盾と葛藤をユーモラスかつ辛辣に描く。
鉄鋼会社の部長・古田修司(市村正親)は、その日部下の宮本睦子(芦名星)に下心を抱きつつ、食事の約束を取り付けていた。しかし、妻のかね子(黒木瞳)からの電話で娘の塩子(石原さとみ)が北青山のマンションに部屋を借り、そこにダブルベッドを運び込もうとしているようだと聞かされる。塩子と連絡がつかないため、修司は仕方なく睦子との約束をキャンセルし北青山のマンションへと向かうことに。
一方、かね子は塩子の恋人・佐久間(中村俊介)がマンションのことを何も知らないことを不審に思い、佐久間と塩子が待ち合わせをしているというレストランへとやって来る。しかし、そこに塩子の姿はなく、ちょうど佐久間が塩子に手紙で別れを告げられていたところだった。その頃、マンションへとやって来た修司は、塩子が年上のイラストレーター石沢(小澤征悦)と、この部屋で半同棲生活を送ろうとしていたことを知ってしまう。
しかも、石沢が妻子ある身にも関わらず塩子と付き合い、塩子とは遊びだと開き直ったことに、修司は自分のことを棚にあげ怒り狂う。石沢はこれで関係は終わりにするとあっさりと引き下がるが…。しかし、かね子は塩子の性格上、2人の関係が終わったとは思えずにいた。数日後、かね子は石沢の顔を見るために彼の個展会場に足を運ぶ。そこで、化粧っ気もなく身なりにも気を使っていない様子の石沢の妻・環(鈴木砂羽)と知り合う。
ということで、向田邦子の「蛇蝎(だかつ)のごとく」が再ドラマ化。
放送は明日2012.3/14 21:00〜23:08 テレビ東京で。
原作:向田邦子
脚本:長尾啓司
監督:朝原雄三
出演:市村正親、黒木瞳、石原さとみ、小澤征悦、中村俊介、鈴木砂羽、芦名星、大地康雄、銀粉蝶、中鉢明子
監督の朝原雄三は「釣りバカ日誌」シリーズなどをいくつか撮っている人。
なお、向田邦子 作品としては、3/24 22:00〜からWOWOWプライムが「向田邦子 イノセント」を全4回で放送。
各回の出演は寺島しのぶ、中越典子、貫地谷しほり、原田美枝子。
第1回の演出はタナダユキ、第3回の演出は小林聖太郎。
没後30年ということもあってか、正月の「花嫁」やら「イノセント」やら、今年はハイペースで向田ドラマを放送しますな。
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