宮部みゆき原作 ドラマスペシャル「火車」は、テレビ朝日で明日11/5放送。
(http://www.tv-asahi.co.jp/kasha/)
警視庁捜査一課刑事・本間俊介(上川隆也)は強盗犯逮捕の際に足を撃たれて負傷し、現在休職中。妻・千鶴子を交通事故で半年前に亡くし、小学生の息子・智(山崎竜太郎)と2人で暮らしている。
そんなある夜、千鶴子のいとこの息子で銀行に勤務する栗坂和也(渡辺大)が「相談がある」といって訪ねてきた。和也は婚約者の“関根彰子”を捜してほしいという。和也が持ってきた“関根彰子”の写真には、背の高い美女(佐々木希)が氷のような微笑みを浮かべていた。
彰子は、銀行と取引きのある、事務機器販売会社の事務員。だが、結婚を前に彼女にクレジットカードの作成を勧めたところ、カード会社のブラックリストに載っていることが判明。5年前に自己破産していたことがわかったというのだ。債権者30人、負債総額1000万円…。どういうことなのかと問い詰めた直後、彰子は和也の前から姿を消してしまった。
「彼女が心配なんです」と土下座する和也を前に断りきれず、本間は「あまり期待するなよ」といって調査を引き受けた…。
杖をつきながら、彰子がつい先日まで勤めていた事務機器会社を訪ねた本間。社長の今井四郎(金田明夫)は彰子のことを「モデル並みに背が高くて美人なのに、地味で控えめだった」と語る。しかし、今井が保管していた彰子の履歴書の職歴欄はまったくのデタラメだった。以前の勤め先として記載されていた会社は、どれも実在しないものだったのだ。
何かがおかしい…。次に、5年前に彰子の破産手続きをした弁護士の溝口悟郎(笹野高史)のもとを訪れた本間。溝口は、彰子がクレジットカードのローンが発端で借金地獄に陥ったことを打ち明け、「髪を赤く染めていて小柄。はすっぱな物言いをするが、根は純朴な子だった」と振り返る。
赤い髪? 小柄…? 嫌な予感を覚えた本間は、念のために、と関根彰子の写真を確認する。
少しの沈黙の後、溝口は言った。
「この女性は、関根彰子さんじゃない。あなたは別の人の話をしている」。
和也が婚約した女性は、“関根彰子”ではなかった。彰子を名乗り、和也と婚約までした女は、何者なのか。そして消えた女が彰子でないなら、本物の彰子はどうしているのか…。
痛む足を引きずり、捜査一課の刑事・碇貞夫(寺脇康文)の力を借りながら、2人の彰子が残したわずかな痕跡を、ひとつずつ調べていく本間。“本物の彰子”の故郷、栃木・宇都宮を訪ねたところ、彼女の幼なじみだという本多保(ゴリ)から、3年前の彰子の母の法要の際、見慣れないサングラスの女がうろついていたことを聞く。
いつしか事件の匂いを感じ、捜査に没頭していく本間の前に、やがて驚愕の真実が浮かび上がる…!
ということで、宮部みゆき「火車」が再びドラマ化。
放送は明日2011.11/5 21:00〜23:11 テレビ朝日。
原作:宮部みゆき「火車」
脚本:森下直
監督:橋本一
出演:上川隆也、佐々木希、ゴリ(ガレッジセール)、渡辺大、鈴木浩介、高橋一生、井上和香、前田亜季、藤真利子、美保純、金田明夫、笹野高史、田畑智子、寺脇康文
脚本の森下直は「科捜研の女」なんかを書いてた人、監督の橋本一は、「相棒」や「臨場」など刑事・警察モノなんかをよく撮っている人。
なお、真裏の21:00〜22:15にはNHK総合が東野圭吾原作ドラマの「土曜ドラマスペシャル 使命と魂のリミット(前編)」を放送。
フジテレビでは、21:00〜23:10 三谷幸喜脚本の「ステキな隠し撮り~完全無欠のコンシェルジュ」が放送と、ベストセラー作家や人気脚本家の対決になってますな。
松本人志とかベムとか、レコーダ全台フル稼働、、、。
関係ないけど、「使命と魂のリミット」の石原さとみ演じる主人公が氷室有紀という役名だそうで、バナナマン日村勇紀が浮かんでしまってどうにもならない感じ、、、(笑)
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