「当りや大将」は日本映画専門チャンネルで明日1/14他ハイビジョン放送。
http://www.nihon-eiga.com/prog/003485_000.html

大阪釜ヶ崎を舞台に社会の底辺でうごめく人々のエネルギッシュな生を描く。新藤兼人の脚本を中平康監督が手がけ、長門裕之扮する主人公はじめ俳優陣が、ドヤ街の住人たちを豪快に演じる。車にわざと当たったり、子供にガラスを割らせた後ガラス屋として登場するなど、いかがわしい方法で金を稼ぐ大将(長門)。憧れの女をモノにするためホルモン屋のおばはん(轟)の貯金を巻き上げるが、おばはんはショックで死んでしまい…。

ということで、未ソフト化で未見の作品だけども、新藤兼人 脚本、中平康 監督という事で一応観ておくことにしてみる。1962年作品。


放送は明日2011.1/14 午前11:00〜12:35 CS日本映画専門チャンネルでハイビジョン放送。

現在予定されているリピート放送は以下のスケジュールで。
1/26 07:00〜←この回のみ本編前に5分の解説あり
2/03 15:00〜
2/05 28:00〜
2/08 11:00〜

脚本:新藤兼人
監督:中平康
出演は長門裕之、轟夕起子、浜村純、中原早苗



釜ヶ崎(あいりん地区)のドヤ街を舞台にした作品といえば、大島渚の「太陽の墓場」に出てきたパワフルな人々と、絵に描いたようなボロ家のインパクトが凄かったなぁ。

60〜70年代頃のドヤ街の雰囲気って、ロケにしろセットにしろ映像では「太陽の墓場」を観るまでほとんど見たことがなかったと思うんだけども、ホントに「あしたのジョー」に出てくるドヤ街そのまんまで、洋画やドキュメントに出てくる海外のスラムとはまた違った無茶苦茶ぶりに圧倒された。

<「太陽の墓場」予告編>



なお、中平康 監督作としては、ATGの「変奏曲」を1/20 27:00からリピート放送。

また、新藤兼人の監督作では、1/19 25:00〜「墨東綺譚(1992年)」、1/25 26:00〜「ふくろう」を放送中。

いずれも同じく日本映画専門チャンネルで。


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