AV Watchが「バッファロー、12,075円の「LinkTheater」シンプルモデル-簡易LAN HDD機能搭載。著作権保護ファイル非対応」という記事を掲載していた。
(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100714_380542.html)
バッファローは、ネットワークメディアプレーヤー「LinkTheater」シリーズの新モデル「LT-V100」を7月下旬に発売する。価格は12,075円。
LinkTheaterのシンプルモデルと位置付けられた製品。1系統のEthernetと、2系統のUSB 2.0端子(前面/背面各1)を備え、LAN HDDやビデオカメラの動画などを、接続したテレビで再生可能。出力端子はHDMIとコンポジット、光デジタル音声、ステレオミニ音声を各1系統備える。なお、上位モデルとは異なり、BDレコーダなどに録画された著作権保護コンテンツの再生には対応しない。
LAN HDDや、パソコン、USB HDD、デジカメ、デジタルビデオカメラなどのファイル再生に対応。動画フォーマットはMPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC/H.264、VC-1、XviD、MotionJPEG、RealVideo、FLV、MKVをサポート、DVDビデオのISOイメージファイルも再生できる。音楽はMP3/WMA/WAV/OGG Vorbis/FLACに、静止画はJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFFに対応する。
簡易NAS(LAN HDD)機能も搭載。USB HDDをつないでネットワークに接続することにより、他のパソコンなどからHDDをメディアサーバーとして利用可能となる。
消費電力は10W(USB端子未使用時)。外形寸法は146×122×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約320g。リモコンが付属する。
ということで、LinkTheaterの新機種「LT-V100」が発売に。
これまでのLT-H90/91シリーズとの大きな違いとしては、簡易NAS機能が新たに搭載され、DLNAクライアント機能が削られたってのが、製品ページ上で確認出来るところですな。
なお、「LT-V100」はアジア向けLinkTheaterとして発売され、日本でも今年4月頃にCoDE:LinkTheater試乗会の2周年記念企画としてモニターが募集されていたモデルと同じ型番となっているものの、現在日本サイト「LT-V100」の製品ページに記載されているスペックと、アジア向けモデル(モニター品)とではいくらか違いがある模様。
モニター募集時、メーカーサイドの人の話によれば、LT-V100の仕様について回答(※メーカーとしての公式な発言ではないはず)されていたスペックと、日本版「LT-V100」製品ページに記載されている仕様とでは以下の様な違いや不明確な部分があった。
<モニター募集時の回答>
1)1080/60p出力に対応した
2)DivX 3~6、DivX HD正式対応した
3)H.264とMPEG-2の最大ビットレートは24Mbpsはいける(USB接続HDDでの検証時)
<現在「LT-V100」製品ページに記載されている仕様>
1:1080/60p対応は特に明記されていない
2:DivX対応を謳っていない。※Xvid対応として記載
(H90/91では720×480までの対応だったのが、1280×720/30p対応に)
3:MPEG-2=25Mbps、H.264=7Mbpsまでの対応と記載
1は直接メーカーに聞くか、その辺りのスペックまで紹介した記事が出るまでは分からなそう。
2は、DivXという表示が見当たらない。あと、アジアモデルではDLNAクライアントが載っていたけども日本版では無し(か? DTCP-IPが削られただけ??)と、どちらもライセンス料が絡んできそうな感じなので、日本版の製品では低価格を売りにしたモデルとするためにオミットされたのかも?
3は、もっと高いビットレートのH.264でも普通にかかっちゃいそうだけど、、、。USBだと24Mいけるけど、LAN経由だとホントにこの辺が限界なのかどうなのか、あるいは単にギリギリいっぱいのスペックを表示しないで、余裕をみた数字にしたという事なのか、とにかく試してみないと分からなそうですな。
<関連>
・録画地獄:LT-H90LAN他がDVD-ISOのメニュー表示に対応–BUFFALO LinkTheater
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-02-05)
・録画地獄:ネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANが届いた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-16-2)
・録画地獄:ネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANを注文してみた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-15)