明日7/11のN響アワーは「武満徹と映画音楽」を放送。
(http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2010-07-11.html)
7月11日の『N響アワー』は、1996年惜しまれつつ亡くなった日本の現代音楽を牽引した作曲家・武満徹さんの音楽を取り上げます。
武満さんは年間200本もの映画を見ていたという映画通で知られ、ご自身でも映画音楽やテレビ番組の主題曲など数多く手掛けました。
「音楽は本当に必要な部分にだけつける」というポリシーで、映画の制作現場に立ち会うことも多く、時にはシーンをめぐって、どのような音楽をつけるか、または音楽をつけないか、監督と白熱した議論を展開したといいます。
映画「心中天網島」などの映像や生前の武満徹さんが語ったインタビューなど、過去の貴重な映像とあわせて、武満さんと映画音楽の親密な関係を読み解いていきます。
ということで、「N響アワー」で武満徹が取り上げられる模様。
放送は明日2010.7/11 21:00〜22:00 NHK教育で。
タルコフスキー監督の追悼曲をはじめ、今回の演奏曲は以下の3曲とのこと。
「ノスタルジア~アンドレイ・タルコフスキーの追憶に~」
「3つの映画音楽」
「“ファミリー・トゥリー(系図)”から“むかしむかし”“おかあさん”“とおく”」
自分的には、勅使河原宏作品の曲を中心にして欲しかったなぁ。
また、明日7/11 朝9:00からテレビ朝日で放送の「題名のない音楽会」では、
武満徹 作曲・谷川俊太郎 作詞の「死んだ男の残したものは」を森山良子と矢野顕子が唄う模様。
<「砂の女」予告編>
<「心中天網島」予告編>
<「ノスタルジア」予告編>
なお、タルコフスキー関連としては、9/25に「サクリファイス」のスペシャルエディションDVDが発売予定。
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