「松本清張ドラマスペシャル〜霧の旗」は日テレで明日3/16放送。
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 『霧の旗』は、生誕100周年を迎えた巨匠・松本清張が昭和35年に執筆した社会派サスペンスの名作。

 主人公・大塚欽也(市川海老蔵)は、立て続けに冤罪事件で勝利している若き敏腕弁護士。この主人公が、若く貧しい地方在住の女・柳田桐子(相武紗季)から、強盗殺人の犯人として逮捕された兄を助けて欲しいと何度も懇願される。多忙な主人公は、弁護を断わり、無期懲役の判決を受けた依頼人の兄は、控訴審中に獄死する。やがて、上京し銀座のクラブのホステスとなった桐子は、薄幸の素朴な女から美しく妖艶な女へと変貌し、ある決意を秘めて欽也に近づく・・・。

 主人公・欽也の天国から地獄への運命の奔流は、骨太なシェークスピア劇を彷彿させ、『冤罪』や『裁判制度』といった今日的なテーマを見据え、運命に翻弄される主人公の血みどろの戦いを人間ドラマとして描いた『霧の旗』は、重厚感あふれるヒューマン感動巨編に仕上がっている。

ということで、去年は生誕100年でさんざん観まくった松本清張原作の新作ドラマがまた2本つくられたようで、今週は「霧の旗」を放送。

放送は明日2010.3/16 21:00〜23:18 日本テレビで。

出演は市川海老蔵、相武紗季、東貴博、中澤裕子、カンニング竹山、井坂俊哉、柳原可奈子、山西惇、青田典子、山下真司、本田博太郎、六平直政、温水洋一、戸田菜穂、中井貴一(特別出演)、津川雅彦。
演出は

「霧の旗」って何回映像化されてんの?と思ってWikipediaを見てみたら、劇場作品として2回、ドラマとしては単発・連続を合わせると8回も作られている模様。(今回のドラマ含む)
1969年に6回シリーズで放送されたという栗原小巻と三國連太郎のやつはちょっと見てみたいなぁ。

なお、来週3/23は船越英一郎、杉本彩、荻野目慶子らが出演の「書道教授」を放送。