Canon MP600の顔料ブラックインクがそろそろ空になりそうだったので、今回は純正インクを買わず、詰め替えにチャレンジしてみた。
かつてのモデルの様に4色タンクが1800円位ならケチらず純正を買うところなんだけども、今日日のプリンタインクは5色もセット買いしようものなら4500円近い金額は取られるので、もう詰め替えでいっかぁという事に。


手始めに顔料ブラックをということで、今回購入したのは、「ELECOM キヤノン用詰め替えインク THC-9シリーズ」[Amazon]の2回詰め替えタイプ。購入時のAmazon価格は552円で、全商品無料配送キャンペーン中なので、送料も無料だった。↓
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内容物↓
インクのボトル、注入用のキャップ、水色のボタンみたいなのが純正インクカートリッジに穴を開ける治具、その右の半透明の丸いのがインク注入口のフタ、黒いL字型のがインク注入時にインクカートリッジを安定させインク漏れを防ぐキャップ、下の透明の袋みたいなのが折り畳まったポリ手袋。
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早速作業。
まず、インクカートリッジに穴を開ける。
カートリッジはラムネ瓶のビー玉の様に蓋がされているので、ラベルの上からへこみの部分を探し、先ほどの水色の治具を当てる。
そしてカートリッジを逆さまにし、体重をかけてグゴ、バツッと一気に蓋を押し開ける。↓
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開いた—。開栓の衝撃で内部にインクが飛散。↓
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穴が開くのは大体このあたり。ラベルと治具にインクが少し付着していたので、ティッシュでキレイにした。↓
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そして、ボトルの腹を押しチューッと注入。
スポンジの方には下の方にインクが少し残っていた(残っている部分は色が少し濃い)けども、タンクの方は空だったので結構な量が入っていく。↓
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取説によれば、スポンジの高さよりも低めに注入することとあったので、大体このくらいにしといてみる。
スポンジがインクを吸うまで、この状態で2分放置せよとのこと。
※スポンジが吸う分タンクからインクは減るけど、追加注入はしてはいけない模様↓
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で、2分経ったら注入口のまわりをティッシュで拭き取り、フタをする。
コレで逆さにしてL字キャップを外し、カートリッジにプリンタにセットして完成。
L字キャップには、ごく僅かに漏れたインクが付着していたので、こちらもコヨリにしたティッシュで吸い取る。↓
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取説に書いてある手順でプリンタの「インク残量検知機能」を無効にし、試し刷り。
これはインクを食いそうな印刷を数枚出力してからのテストプリントなので、さすがに補充したインクが混ざって出てきてるはずだけども見たところ普通紙印刷では問題ないですな。↓
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印画紙クオリティを求める写真とか、プリンタブルレーベルの印刷など、ある程度のクオリティと経年劣化に耐えないといけない目的では、やっぱり純正インクを使いたいところだけども、最近は普通紙にスケジュール表をプリントする程度の使い方なので、全色を3回も買ったら新しいプリンタが買えちゃうコストパフォーマンスの悪さを考えると、もうこれで十分かもって気に、、、。
詰め替えインクは故障の原因になるとか、早くプリンタの寿命が来るとか色々都市伝説の様に言われてるけど、壊れたら新しいプリンタ専用機買うよもう。


それにしても、以前の使っていたエプソンPM-670CのMac用ドライバと比べると、このキャノンMP600のMac用ドライバは出来が良いなぁ。
さすがにもうエプソンドライバも改善されているんだろうけど、電源入れ直して、ケーブル差し直してもMacからプリンタが見えないとかなんて事は日常茶飯事だったので、プリンタの電源入れれば普通に認識してくれるなんて当たり前の事に感動ですよ。