AV Watch:本田雅一のAVTrendsが「“劇場の質感”を追求したBD版「崖の上のポニョ」制作秘話-鈴木プロデューサーらが語る「ジブリのBD」へのこだわり」という記事を掲載していた。
(http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20091105_326296.html)
今回のインタビューは、まだ製品版をプレスする直前、スタジオジブリ代表取締役プロデューサの鈴木敏夫氏と、ジブリ作品の撮影監督を長らく務める映像部技術部長の奥井敦氏が、BD版の画質を最終確認するタイミングで行なわれた。その際、お二人と同じ品質確認用映像を見たのだが、日本風のアニメとしてはかつてない良質な仕上がりになっていた。
BDらしい高精細さを持ちつつ、手書きの背景が持つ柔らかな風合いが再現されているのである。DVDを所有しているファンも、これだけの違いがあればBD版も欲しくなるのではないだろうか。
細かな画質評価はここでは控えておき、ジブリ・鈴木氏、奥井氏、それにBD版ポニョの映像圧縮を担当したパナソニックハリウッド研究所・柏木吉一郎副所長のインタビューで得られたコメントを紹介しながら、話を進めていきたい。(聞き手:本田雅一、写真提供:HiVi、撮影:相澤利一)
ということで、来月12月8日に発売となるBD版「崖の上のポニョ」のエンコードや、“ポニョフィルタ”と呼ばれる前処理など、画質にはこだわり抜いたというお話。
公開時に放送されていたTVスポットや、Apple Trailersで配信されている1080pの「ポニョ」予告編をTVに出力したりすると、それなりにHDだとこんな感じ的な雰囲気を楽しむことが出来たけども、今回のソフトではどんな画を観られるのか楽しみですな。
あと、残念ながら、ここでは「ポニョ」以降のジブリ作品BD化の具体的なタイトルは出ていないけども、まぁそういうのはネットでの情報なんかより、封入チラシでサラッと告知されてたりするのが一番「おおーーっ!」となるなぁ(笑)
<関連>
・Apple Movie Trailersが「崖の上のポニョ/Ponyo」海外版フィルムクリップを公開していた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-08-14-1)
・「PONYO(崖の上のポニョ)」海外向け予告編が公開されていた[Apple:Trailers]
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-06-23-2)