ITmedia +Dが「ひさびさの“とんがった”ネットワークプレーヤーキット「MOVIE PIRATES」で、ムフフに遊ぼう(前編)」という記事を掲載していた。
(http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0907/24/news104.html)
MOVIE PIRATESは、ドライブレスの「DA-MP102」とDVDドライブを内蔵する「DA-MP101」の2モデルで展開し、よくあるHDDメディアプレーヤー機器が持つほとんどの機能を備えつつ、いろいろと興味深い独自の機能も搭載する。LANとUSBポート、HDMI出力、各種AV出力を備え、MPEG-4 AVC/H.264などのフルHD解像度クラスの動画データを単体で再生する機能、DVD-Video形式のISOファイル再生、HDDに保存したBD-Video「BDMV」フォルダ再生のサポートなど、その機能はかなり多彩だ。さらにDVDドライブを内蔵するDA-MP101は、DVD-Videoを“単体”でリッピング可能だという。こちらも国内ではおそらく今までにない機能だろう。
HDDは別売りで、本体にSerial ATAの3.5インチドライブを1台内蔵できる。本体に備える100BASE-TX対応の有線LANやUSB 2.0を用い、LAN内のPCやUSB接続したストレージ機器からも保存したコンテンツを共有再生できるほか、PCから本体に内蔵(ないし、接続)したHDDにアクセス──つまりNASないし外付けHDD代わりとしても活用できる。DVDプレーヤーとネットワークメディアプレーヤー、HDD拡張が可能なNAS/ファイルサーバ、外付けHDDなどの機能がひとまとめになっている機器というわけだ。
ということで、6月に出来たばかりのデジタルアルキミストというメーカーから発売されている「MOVIE PIRATES」という怪しげなネーミングのネットワークメディアプレーヤがレビューされていた。
海外では別の名前で売られてる製品のOEMらしく、DVDレスモデルの方も国内メーカーのネットワークメディアプレーヤと比べるとやや高めの価格設定なので、今使ってるBuffaloのLT-H90LANからの買い替え、買い増しまでには至らないかなぁという感じですな。
まぁ、HDD内蔵可能だったりNAS機能があったり、表示パネルを持ってたりと値段なりの機能は有るみたいだけど。
H90の前に以前使っていたネットワークメディアプレーヤのTViXでは、日本語ファイル名の表示が怪しかったり、一部の非対応ファイルを再生しようとすると問答無用で再起動がかかったり電源が落ちるなど、最新ファームを当ててもなかなか安定しなくて手懐けるのに苦労したので、「MOVIE PIRATES」ではそこら辺の問題はどうかってのも気になるところ。
BuffaloのLT-H90を買って良かったと思えるポイントのひとつに、皆無ではないものの問答無用で再起動という様な問題が少なくて全体的に動作が安定しているって事だけでなく、メーカーサイドの人に対してBBS上で直接詳細な不具合の報告や、機能改善の要望が出来るってところで、当然全てではないものの、そういった意見の反映されたファームが頻繁に更新されているのが素晴しい。
まぁただ、それでも不具合や不満が無い訳じゃないけども。
どんなファイルでも再生したいという事になると、それこそAspireRevoでも買って、コーデックさえ入れれば何でもかかりますみたいな事にしちゃえば良いんだろうけども、なかなか納得行く10フィートUIでリモコン操作の出来る再生ソフトが無いってのがまたアレだったり、、、。
なお、今回の元記事中では直接触れられていないけども、「MOVIE PIRATES」では著作権保護のある市販DVD-Videoノリッピングは出来ない事になっているそうなので注意。
<関連>
・録画地獄:LT-H90LAN他がDVD-ISOのメニュー表示に対応–BUFFALO LinkTheater
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2009-02-05)
・録画地獄:ネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANが届いた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-16-2)
・録画地獄:ネットワークメディアプレーヤ LT-H90LANを注文してみた
(http://catalina.blog.ss-blog.jp/2008-12-15)