ITmedia Newsが「NHKオンデマンド苦戦 スタートから半年、採算の道険し」という記事を掲載していた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/06/news008.html

NODは受信料を前提とせず、独立採算で運営。昨年度決算で13億円、今年度予算では16億円を受信料収入から借り入れる形でコストを賄っている。昨年度の予算では4億円の視聴料収入を見込んだが、現実には5000万円にとどまった。平成23年度に単年度黒字、25年度に累損解消を目指しているが、達成はほど遠い。赤字が解消されない場合の道筋は示されておらず、来年度予算にも影響しそうだ。



 関係者によると、NODの計画段階では「新しい番組が日々放送される中、どれだけの視聴者が古い番組にお金を払うか」「赤字を解消できないと説明がつかない」など、NHK内部でも批判的な見方があった。開始に踏み切ったのは、一部の幹部らの強い意向があったためといわれる。



 藤竹暁・学習院大学名誉教授(メディア社会論)は「番組の蓄積が広く視聴される仕組みは、番組に批判の機会が与えられることにもつながり、意義がある。ただ、課金されてでも見たい、という番組は多くはなく、採算が取れるかは別問題だ」と指摘している。

ということで、なかなかきびしそうな感じですな。
まぁ、現状ではラインナップの数が少な過ぎで、現在放送中の番組を除いたら、「キーワード検索でヒットする番組を当てましょうゲーム」が出来る位だと思うので、そら儲からんわなという感想では有りますな。

究極的には川口のNHKアーカイブスと同じような規模で、1年に1回視聴されるかどうかのタイトルまで広く取りそろえて地道に運営をしていって欲しいんだけども、予想した通り夢のまた夢という感じですな。

録画してない回の「BSマンガ夜話」が揃ったら、1本300円でも買うんだけども。