本来の用途である仕事や遊びの予定の他、ウチの場合には録画スケジュールの管理に大活躍しているMacOS Xの「iCal」。

当然、録画が終了したイベントは削除しているものの、最近、どうも起動やイベントの追加の処理が重くなっている気が、、、。

まず、お約束としてカレンダーのバックアップを行い、検索欄に無入力の状態で空検索をかけると、エントリされているすべてのイベントがリスト表示されるので、ここから1週間以上前に終わったイベントをすべて削除する。

ical-01.png


この時点でエントリされているイベントは2944個。

ical-02.png



と、ここまではいつもやっている事なので、重くなってきているのは別の原因ではないかと「ファイル>カレンダーとして書き出し…」でデータを書き出し、その.icsファイルをテキストエディタで開いてみた。

すると、もう何年も前に削除しているはずのイベントが山ほど、、、。
テキストデータからiCalにスケジュールを流し込む「Text to iCal」のせいかとも思ったけど、どうやら「Text to iCal」を使い始める前からのデータも残っているようなので、iCal自体の問題なのかも。

テキストエディタ上での行数は32173行。

ical-03.png


こりゃ不要イベントを削除せねばイカンということで、新規カレンダーを作り、検索結果からウィンドウでイベントをすべて選択、control+クリックで既存のカレンダーから新規カレンダーにイベントを移動。これをカレンダーの数だけ繰り返す。

ical-04.png


すると、、、。
ヤッター♪ 3665行にダイエット成功。

ical-05.png


最後にイベント数がカレンダーをいじる前と同じ数だけあるかを確認し、作業は終了。

行数にして10分の1近くになったおかげで、今まで起動→イベント表示まで1〜2分位かかっていたのが、数十秒でイベント表示とサクサクに。


また重くなったらコレやろう。ということでメモ。
※何かあった時のためのバックアップは忘れずに。




Macの便利ワザ500

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  • 作者: 村上 弘子
  • 出版社/メーカー: ソーテック社
  • 発売日: 2008/04/19
  • メディア: 単行本