ナショナル ジオグラフィック ニュースが「透明な頭をもつ深海魚デメニギス」という記事を掲載していた。
（http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009024001&expand）
全長15センチほどの深海魚デメニギス（学名：Macropinna microstoma）。緑色の球状部分が円筒形の高感度の眼で、戦闘機のコックピットを思わせる頭部から真上に飛び出ている (写真)。通常の眼の位置にあるのは鼻に相当する器官だ。この写真は23日に公開されたが、撮影は2004年に行われていた。
アメリカのモントレー湾水族館研究所（MBARI）が、カリフォルニア州中央沿岸部沖の深海で生きたデメニギスを発見した。その軟らかく透明な半球状の眼球が無傷のまま見つかったのは同種では初となる。
1939年以降、デメニギスの存在は確認されていたが、引き揚げられる途中で魚網に絡んで傷だらけになってしまうのが常だった。
＜Photograph courtesy:Monterey Bay Aquarium Research Institute＞
通常の眼の位置にあるのは鼻に相当する器官ということで、上方にいるエサを見付けやすいとかって理由なのか何なのか、ともかく何でこういうルックスになっちゃってるのかワケが判りませんな。
もっと小型な魚ならほぼ全身が半透明の種類も珍しくないけど、このデメニギスは全長15cmと、結構なサイズ。
この大きさで頭部が透明になってるのは、結構なインパクトですな。
わりかし有名な仲間としては、ギョロ目がプリティなクロデメニギス↓が。
＜2009.2/27 20:13追記＞
動画がYouTubeに上がっていたので紹介。
最後、深海探査挺の捕獲装置に入りかけているんだけど、フタをしめる直前に逃げられてる！惜しい！
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