「ウルトラマンティガ(超解像度リマスター版)」はCS TBSチャンネル1で明日9/7スタート。
(http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/a0118/)
1996年、「ウルトラマン80」から15年ぶりの国内制作の特撮TVシリーズとして復活したウルトラマンシリーズ。その第一作が「ウルトラマンティガ」である。主演はV6の長野博。“ウルトラマンはM78星雲から来た宇宙人である”という従来の設定を刷新し、古代より地球の守り神であった光の巨人が人間の光の力によりパワーを得るという新たな世界観を提示した。シリアスなストーリー展開のみならず、ウルトラマンのタイプチェンジ、CGを初めて本格的に導入するなどの新機軸が好評を博し、“平成ウルトラマンシリーズ”の礎となった作品だ。その「ウルトラマンティガ」を超解像技術を用いることにより撮影当時の標準画質の映像を新たに高解像度化。ウルトラマンティガ・超解像度リマスター版として蘇った。今回、TBSチャンネルにおいて世界初公開となる。
【超解像度リマスター版とは】
1980年代まではドラマ等の放送番組は16ミリフィルムによりマスター素材が作成されていた。1990年代に入ると、フィルムの劣化の問題や技術の進化により、マスター素材はフィルムからVTRに切り替わった。フィルムとは映像質感が異なる点もあったが、編集の簡易さ、素材保管の利便性などから業界全体がVTRへと移行していった。さらに2010年代以降のマスター素材はデジタル記録媒体が標準となり、アナログのVTR素材は役目を終えた状況となった。中でも家庭での視聴環境は劇的に変化し、一般家庭の映像機器でもフルHD(1920×1080ピクセル)の高解像度での視聴が一般的になりつつある。この状況に対応するため、フィルムマスターの映像作品については、HDテレシネしたフルHDクオリティのソフトが各社より提供されているが(HDリマスター版)、VTRマスターの作品については元の解像度が最高で720×576ピクセルしかないため、HDリマスターが不可能であった。そこで、円谷プロは複数の映像編集ラボでテストを繰り返し、足りない解像度の画素を補間することでHDクオリティの映像化に成功。特に人気の高い“平成ウルトラマン三部作”を家庭でもストレスの無い高画質で視聴可能とした。
ということで、「ティガ」が超解像度マスターでスタート。
放送は明日2013.9/7から毎週土曜日 朝06:30〜07:00 CS TBSチャンネル1で。全52話。
現在予定されているリピート放送は、翌週土曜日 朝06:00から。
脚本:右田昌万、小中千昭、宮沢秀則、川上英幸、武上純希、兒玉宜久、河崎実、村石宏實、中崎一嘉、神澤信一、太田愛、長谷川圭一、平野靖士、川崎郷太、斎藤和典、薩川昭夫 、大西信介、上原正三
監督:松原信吾、村石宏實、川崎郷太、岡田寧、神澤信一、冬木椴、原田昌樹、北浦嗣巳、石井てるよし、実相寺昭雄
出演:長野博(V6)、高樹澪、大滝明利、吉本多香美、影丸茂樹、増田由紀夫、川地民夫、岡部健、石橋けい、小倉一郎、長内美那子、権藤俊輔、中村浩二
ナレーター:二又一成
ティガ、撮影は16mmだけど、エフェクトはデジタルかビデオ合成だから、さすがにネガからやり直すって事は出来なかったみたいですな。
超解像とは言っても所詮はアプコンなので、初期ウルトラシリーズみたいな画質は望めないと思うけど、ビデオマスターはコンポーネントのD1なので、クロスカラーが取りきれずに虹色のエッジが、、、みたいな事は少なそうな感じ。
なお、TBSチャンネル1では、このあと「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンガイア」の超解像度リマスターをするそうで、2014年夏には「ダイナ」、2015年夏に「ガイア」を放送する予定とのこと。
WOWOWの初期ウルトラシリーズなんかは、かなり短い期間にまとめてドバッと放送したので、あっという間に全話コンプリート出来たけど、こっちは週1の放送なので、完結まで1年かかる事に。
ちなみに、今夜9/6 19:00〜地上波TBSで放送される「爆報!THE フライデー」は、「あの芸能人は今・・・田舎暮らしSP ・「ウルトラマンティガ」のお嬢様女優Yは今・・・石垣島で野生児生活を送っていた!」という内容みたい。
吉本多香美が出るのかな?
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