特別番組「山崎豊子さんをしのんで」はNHK総合で明日10/10深夜放送。
(http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/tokuban/index.html)
スケールの大きな社会派小説で知られる作家・山崎豊子さんが、9月29日、88歳で亡くなった。
山崎さんは大阪の出身で、大学を卒業後、毎日新聞社に入社し、学芸部の記者として働きながら、当時の上司だった作家、井上靖(イノウエヤスシ)さんの指導で小説を書き始めた。
昭和33年に「花のれん」で直木賞を受賞した後は、文筆活動に専念して、社会派の長編小説を次々と発表。大学病院や医学部が抱える問題点を鋭くえぐった「白い巨塔」や、銀行を舞台に政財界の人間模様を描いた「華麗なる一族」、それに、綿密な調査と取材で中国残留孤児の生涯を描いた「大地の子」など、小説の多くは映画やテレビドラマになった。
平成3年には菊池寛賞を受賞。山崎さんは、70歳を過ぎても精力的に執筆を続け、平成11年に発表した「沈まぬ太陽」は、航空会社を舞台に逆境に立ち向かうサラリーマンの姿を描き、幅広い読者の支持を集めたほか、80歳を過ぎて、外務省の機密漏洩問題に関わった新聞記者を題材に描いた全4巻に及ぶ「運命の人」を発表した。
番組では、「大地の子」の最終回を放送し、生前のインタビューも交えて、山崎豊子さんの業績を振り返り作品にかけた思いを伝える。
ということで、山崎豊子の追悼番組が。
放送は明日2013.10/10 24:40〜26:10 NHK総合で。
キャスター:桜井洋子アナ
ゲスト:岡崎栄(テレビ演出家)
NHKアーカイブス公式サイトによれば、ドラマ「大地の子」の最終回をメインに、生前のインタビュー映像などをまじえた番組となる模様。
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