ETV特集「よみがえる色彩 激動の20世紀 アーカイブ映像の可能性」はNHK Eテレで明日3/22放送。
(http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/0322.html)
激動の20世紀は、出来事の多くが初めて映像に記録された「映像の世紀」と呼ばれ、さまざまな地域に膨大な映像が残された時代です。しかし、その多くを占める白黒の映像は、見る人に、出来事が「過去」のもので、「自分と関わりがない」と感じさせやすいとも言われています。
その意識をくつがえしたのが「白黒映像のカラー化」です。2009年、ヨーロッパで制作され、日本を含む世界の165か国で大きな反響を呼んだ番組「アポカリプス(邦題:カラーでよみがえる第二次世界大戦)」は、ナチスドイツの旗の赤から、日本兵が苦しんだジャングルの緑に至るまで、綿密な考証に基づいて当時の色彩を再現。第二次世界大戦の世界が、感触や奥行きを取り戻し、私たちの前に立ち現れました。
そして、現在NHKでは、フランスの制作会社の協力を得て、世界一の大都市・東京に関わる白黒映像をカラー化し、東京の100年を復元する番組を制作中です(2014年秋、放送予定)。
そこでETV特集では、色彩を復元するための最新のデジタル技術や、フランス人スタッフの試行錯誤、色彩がよみがえった東京の映像の一部を紹介します。さらに、ヨーロッパで続々と制作されるカラー化した番組を2本紹介し、その魅力を堪能しながら、白黒のアーカイブ映像の色彩を復元する意味について考えます。
ということで、白黒で撮影された映像のカラライズを取材した番組っぽい。
放送は明日2014.3/22 23:00~24:00 NHK Eテレで。
現在予定されている再放送は、3/28 24:45~。
出演:山本晋也(映画監督)、布施英利(美術批評家)、丹羽美之(東京大学准教授)
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