<名作ドラマ劇場>「阿部一族」はBSフジで明日5/9放送。
(http://www.bsfuji.tv/top/pub/abeichizoku.html)
森鴎外の本格的歴史小説を、豪華キャストでドラマ化。越後の細川藩主忠利の死に際し、殉死を許されなかった阿部弥一右衛門が、あえて殉死したことから発した阿部一族の壮絶な闘いとその最期を描く。日本が誇る名監督・深作欣二がメガホンを取り、阿部弥一右衛門を演じるのは重鎮・山崎努。そしてその息子たちに蟹江敬三、佐藤浩一らが熱演している。その他脇を固めるのも仲谷昇、真田広之、石橋蓮司、杉本哲太などベテランが勢揃い。見逃せない一作となっている。(ギャラクシー賞奨励賞受賞作品)
寛永18年(1641年)春、肥後の藩主・細川忠利(仲谷昇)は病床に伏していた。島原の乱より忠利の懇意を受けていた阿部弥一右衛門(山崎努)は、万一の場合は殉死させてもらえるよう、忠利に願い出るが、「殉死はならぬ、息子の光尚(青山裕一)に奉公して欲しい」と聞き入れなかった。 やがて忠利は熊本城で逝去し、忠利に恩のあった家臣らは次々に殉死していき、光尚は殉死差止めの令を出した。阿部弥一右衛門は忠利の言い付けを守り、周囲の臆病者扱いの目を受けながら、生き長らえていた。だが、阿部一族の名誉のため、殉死を決心する。弥一右衛門の息子・権兵衛(蟹江敬三)、弥五兵衛(佐藤浩市)ら5人の兄弟は、父の意志を継ぎ、結束して安部家を盛り立てていこうと決意する。そして阿部弥一右衛門は殉死し、55才でその生涯を閉じた。 だが、光尚は殉死差止め以後に殉死した弥一右衛門を、増石した他の殉死者たちとは同格に扱わず、阿部家の息子たち兄弟5人に弥一右衛門の所有する領土を分割して継承させるにとどめた。その仕打ちに納得できない権兵衛は、翌年の忠利の一周忌法要の席上で、みずからの髻(もとどり)を切り武士を放棄、そのまま捕らえられ打ち首となった。 弥五兵衛ら兄弟は権兵衛の首を取り戻すと、山崎にある阿部の屋敷に集結。光尚は阿部一族を打つべく、兵を送る。弥五兵衛率いる阿部一族は、白装束で立ち向かい、最後の闘いが始まった。
ということで、1995年に放送された深作欣二監督のドラマ「阿部一族」がBSフジで。
放送は明日2014.5/9 17:00~19:00 BSフジで。
原作:森鴎外
脚本:古田求
監督:深作欣二
出演:山崎 努、蟹江敬三、佐藤浩市、中嶋俊一、真矢 武 、仲谷昇 、真田広之、杉本哲太林 、石橋蓮司 、青山裕一、渡辺美佐子 、藤真利子、麻生祐未
語り:中村吉右衛門
時々、時代劇専門チャンネルでやってたけど、BSフジなので一応。
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